釧路市小中学校校長会が定例会議 新会長に塩住氏(中央小) 情報共有の大切さ強調(学校 2019-04-18付)
ことしの運営方針を述べた塩住新会長
【釧路発】釧路市小中学校校長会は12日、釧路教育研究センターで第1回定例校長会議を開き、本年度の運営方針や活動計画を決定した。新会長に就任した中央小学校の塩住啓介校長は、漸進する校長会を目指して情報共有の大切さを呼びかけた。
冒頭、あいさつした塩住会長は、少子高齢化の流れの中、教育を取り巻く環境の変化についてふれ、「社会の変化を子どもたちが柔軟に受け止め自立して生き抜く力をいかに育むかが課題」と指摘。組織をまとめ、課題を解決するリーダーシップが求められるとし、「各校長が抱える課題を組織として共通理解し、情報共有し、互いに研鑽を深めて連携した行動を大切にしたい」と語った。
今後の運営方針として、①新学習指導要領への確実な移行②働き方改革への対応③教職員の資質向上、後継者育成④幼保小中の異校種交流⑤教職員の服務規律の確保⑥実態を踏まえた安定した学力の定着―の6点を提示。「会員一人ひとりの能力と持ち味を生かして成果を上げ、斬新する校長会でありたい」と訴えた。
このあと、運営・活動計画などについて協議した。
本年度の役員はつぎのとおり。=全員新任、敬称略=
▽会長=塩住啓介(中央小)
▽副会長=阿部典子(春採中)
▽監査=鈴木美恵(昭和小)、福原聡(桜が丘中)
▽事務局長=秋保和久(幣舞中)
▽事務局次長=中嶋治代(湖畔小)、佐藤一浩(景雲中)
▽小中会計=伊藤晃一(共栄中)
▽事務局員=鳴海厚(大楽毛小)、青木悟(大楽毛中)
(学校 2019-04-18付)
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