道小が教育研究胆振・苫小牧大会 学校改革など目指し研鑚 580人参加し講話や分科会(関係団体 2019-09-19付)
大石会長は一人ひとりの積極的な参加を呼びかけた
【室蘭発】道小学校長会(大石幸志会長)は13日から2日間、苫小牧市民会館を主会場に、第62回教育研究胆振・苫小牧大会を開いた。全道から580人が参加。大会主題「新たな知を拓き 人間性豊かな社会を築く日本人の育成を目指す小学校教育の推進~ふるさとの地から世界を見つめ 新しい社会の形成に向けて挑戦する子どもを育てる学校経営の推進」のもと、講話や分科会、記念講演などを通し、学校改革や学校教育の質の向上を目指して研鑚を積んだ。
初日の開会式では、大石会長があいさつ。「教育課題が複雑化・困難化する中、各校の現状を語り合い、課題解決に向け英知を結集し、あすからの学校経営に生かすことが北海道教育の質の向上につながる」と強調した。
その上で、「本大会が新たな起点となり、研究内容が全道各校に還流され、学校経営に反映されることを強く願っている」と期待した。
続いて、大会実行委員長を務める苫小牧市立沼ノ端小学校の渡辺一弘校長があいさつ。「校長として学校づくりの夢とビジョンや具体的方策を語り合う分科会を目指し、北海道の小学校教育の充実・発展に資することを願っている」と述べた。
引き続き、胆振教育局の佐野秀樹局長、苫小牧市の岩倉博文市長、全国連合小学校長会の喜名朝博会長が祝辞。
うち、佐野局長は、個々の子どもの多様な実態を踏まえた支援や、各学校の実情に応じた働き方改革の取組などを進める上で「全教職員の心を一つにするリーダーシップ、教育課程や組織体制を円滑に運営するマネジメント力を存分に発揮して」と求めた。
このあと、道教委の鈴木淳教育指導監が教育指導監職の立ち位置や考えさせられたこと、具体的な学校経営にかかわる内容などについて講話したほか、喜名会長が当面の諸課題について説明した。
午後からは、「学校経営」「教育課程」「指導・育成」「危機管理」「教育課題」の5つの研究領域から13の分科会を開き、研究発表などをもとに協議を行った。
2日目は、㈱チャックスファミリー代表取締役の安孫子薫氏が「ディズニーの現場マネジメント~すべてはゲストのハピネスのために」と題して記念講演を行った。
(関係団体 2019-09-19付)
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