道立学校間連携の取組状況 8月末現在で3組6校 年度中も申請可、積極活用を 道教委(道・道教委 2019-09-20付)
道教委は、道立学校間連携の取組状況をまとめた。8月末現在で富川高校と平取高校、興部高校と雄武高校、南幌高校と南幌養護学校の3組6校で実施。必要とする教科の教員を相互に派遣し、教育活動の一層の推進を図る。学校間連携は年度途中からの申請も可能であることから、道教委では、積極的に活用するよう呼びかけている。
道立学校における学校間の連携に関して、必要とする教員を相互に派遣し、教育課程の維持・充実を図ることで、学校の教育活動の一層の推進につなげることを目的に平成24年度から実施しているもの。29年度からは、従来の高校に加え、特別支援学校も対象としている。
連携する学校では、教育課程の維持・充実を図る観点から、①連携学校の教員が相互に連携する学校に出向いて行う授業(派遣授業)②その他必要に応じ連携する学校の教育活動への相互協力―を行う。
本年度8月末現在の実施校は、富川高と平取高、興部高と雄武高、南幌高と南幌養護の3組6校。
富川高と平取高の連携では、平取高から富川高に家庭科教員1人を、富川高から平取高に音楽科教員1人を派遣。いずれも週1回、年間70時間の派遣を予定している。
興部高と雄武高では、雄武高から興部高に家庭科教員1人を週1回、年間70時間の派遣を予定。興部高から雄武高には、体育科教員を10月から11月にかけて8時間派遣する。
南幌高と南幌養護の連携では、南幌養護から南幌高に日本史の教員1人を6月から12月にかけて24時間派遣予定。南幌高から南幌養護には、外国語の教員1人を6月から12月にかけて9時間派遣する。
道立学校間連携は、年間の連携だけでなく、短期間の連携も可能。年度途中でも随時申請を受け付けている。
連携を希望する学校は、道立学校間連携申請書を、連携開始日の10日前までに所在地を管轄する教育局長に提出する。
(道・道教委 2019-09-20付)
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