北海道心の教育推進強調月間 美瑛・倶知安でフォーラム 12月に人権教育指導者研 11月1日から(道・道教委 2019-10-18付)
本年度も11月1日から「北海道心の教育推進キャンペーン強調月間」がスタートする。子どもたちの豊かな心を育むために各種事業に取り組むほか、キャッチフレーズ「ハートに、じーん。探してごらん、優しい気持ち。」の利用を学校、家庭、企業、団体などに呼びかける。10月に美瑛町、11月に倶知安町で心の教育推進フォーラムを開くほか、12月に道庁別館で人権教育指導者研修会を開き、本道の心の教育の推進を図っていく。
北海道心の教育推進キャンペーン強調月間は、道・道教委・道警本部で組織する北海道心の教育推進会議(会長・佐藤嘉大教育長)が毎年11月に設定。平成10年に設置された推進会議では、子どもたちの生命を尊重する心、他者への思いやり、社会性、倫理観、正義感、美しいもの、自然に感動する心などの豊かな人間性を育むために、本道における心の教育を推進している。
キャンペーン期間中は、あいさつ運動やボランティア活動、人権教室など、豊かな人間性を育むための各種事業を展開。また、広報誌やチラシ、パンフレットなどで、シンボルマークとキャッチフレーズ「ハートに、じーん。探してごらん、優しい気持ち。」の利用を学校、家庭、企業、団体などに呼びかける活動も実施する。
推進会議の事業として毎年開催している心の教育推進フォーラムは、本年度上川と後志の2会場で開く。
上川会場は、テーマ「子どもたちの健康な心とからだを育むために」のもと、20日午前10時30分から美瑛町内の国立大雪青少年交流の家で開催。
旭川市旭山動物園の坂東元園長が「動物から学ぶからだの使い方」と題して講演するほか、①スポーツ体験②親子でからだ遊び③からだづくりのための食事④情報提供―の4コーナーを設け、様々な体験活動を行う。
11月9日午後1時20分から倶知安町総合体育館で開く後志会場では、テーマ「親子体験ひろばへ行こう」のもと、ボッチャ、木育ネイチャークラフト、科学実験教室などの様々な活動を展開。このほか、国立大雪青少年交流の家の渡部徹所長が「体験を通して育まれる子どもの心」と題して講演する。
本年度の人権教育指導者研修会は、12月9日午後1時から道庁別館で開催する予定。
なお、これらの取組内容は、来年2月、札幌市内のかでる2・7で開くパネル展で紹介する。
(道・道教委 2019-10-18付)
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