副校長・教頭とミドルリーダー　連携深め組織的運営を　道研が７月に新規研修講座

（道・道教委 2020-01-30付）

　道立教育研究所は新年度、新規研修講座「副校長・教頭とミドルリーダーで行う業務力向上研修」を開設する。夏季休業中の７月３０日から２日間で実施予定。同一校の副校長または教頭とミドルリーダー２人を受講対象とする。帝京大学大学院教職研究科の町支大祐専任講師による講義や協議、演習などを通じて副校長・教頭とミドルリーダーの連携を深め、組織的な学校運営を目指す。

　道研は、新年度の研修講座日程等をまとめたポスターを作成しており、各教育局に送付（関連記事５面）。現在、具体的な研修内容を構想している。

　新たに「副校長・教頭とミドルリーダーで行う業務力向上研修～副校長・教頭とミドルリーダーが連携した組織づくりの進め方」を開設。同一校の副校長または教頭とミドルリーダーが共に受講することで、管理職とミドルリーダーが連携した組織的な業務の進め方について理解を深め、実践力を高めることをねらった。

　初日は、講師に帝京大大学院教職研究科の町支専任講師を招き、講義や協議、演習を実施。副校長・教頭およびミドルリーダーに求められる資質・能力や、両者の連携の重要性、人材育成やカリキュラム・マネジメントなどの推進の在り方、職場でのデータに基づいた働き方改革などについて理解を深める。

　２日目は、初日の講義・演習を各校での実務に生かすことをねらいに、働き方改革にかかる課題の解決や、いじめのない安全・安心な学校づくりに向けた協議・演習などを実施。管理職とミドルリーダーの協働・連携による組織的な学校運営に向けた実践力向上を図る。

(道・道教委 2020-01-30付)