【解説】小・中臨休終了　最多は２４日

（コロナウイルス関連 2020-03-18付）

　文部科学省は、新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高校および特別支援学校における臨時休業の状況（３月１６日午前８時時点）をまとめた。春季休業まで臨時休業を実施または実施予定の学校は、小学校７７・６％、中学校７７・４％、高校７９・７％、特別支援学校８５・１％など。終了時期は小・中学校で「３月２４日」「３月２５日以降」「３月２２日以前」の順に多かった。

　国公私立別では、公立学校の９８・９％、国立学校のすべて、私立学校の９７・８％が臨時休業を実施している。

　公立学校における臨時休業の状況をみると、開始時期は全校種で「３月２日」の割合が最も高い。実施期間は「３週間以上４週間未満」との回答が小学校で７０・０％、中学校で６９・１％、高校で５０・５％、特別支援学校で５１・９％と最も高かった。

　終了時期は「３月２４日」が小学校で４２・３％、中学校で４１・４％、「３月２５日以降」が小学校で３２・８％、中学校で３３・１％、「３月２２日以前」が小学校で１６・８％、中学校で１７・６％など。

　高校は「３月２２日以前」（３７・３％）、「３月２４日」（２８・６％）、「３月２５日以降」（１６・８％）、特別支援学校は「３月２４日」（４２・３％）、「３月２２日以前」（３１・３％）、「３月２５日以降」（１４・７％）の順に多かった。

　春季休業まで臨時休業を実施または実施予定の学校は、小学校７７・６％、中学校７７・４％、高校７９・７％、特別支援学校８５・１％など。

　設置するすべての小・中学校で臨時休業の実施予定がない自治体は、栃木県・京都府・和歌山県・島根県・沖縄県内の１８自治体２５９校。全小学校で臨時休業の実施予定がない自治体は、１自治体９校となっている。

(コロナウイルス関連 2020-03-18付)