【解説】2年度女性管理職登用状況
(解説 2020-03-25付)

 道教委は、令和2年度公立小・中学校における女性管理職の登用状況をまとめた。総数は前年度と比べ2人減の246人。女性比率は10・0%とやや上昇し、管内別では上川が13・4%と最も高かった。女性の昇任・採用者数は校長が2人減の17人、教頭が5人増の29人となっている。

 校長・副校長・教頭を合わせた総数は46人減の2470人。うち、女性管理職は246人、女性比率は0・1ポイント増の10・0%だった。管内別では上川が13・4%と最も高く、留萌が13・0%、石狩が12・2%などと続く。

 女性の昇任・採用者数は3人増の46人。石狩が7人、檜山、上川、釧路が5人、後志、日高、宗谷、オホーツクが4人など。

 校長の総数をみると29人減の1227人。うち、女性校長は8人減の101人で、女性比率は0・5ポイント減少し8・2%だった。

 女性校長の管内別では、上川が14・4%と最も高く、つぎに石狩が12・2%、留萌が11・1%、後志が9・8%、釧路が8・1%などと続いた。

 女性の校長採用者数は2人減の17人。石狩が4人、後志、上川、釧路がそれぞれ2人などとなっている。

 教頭の総数は17人減の1242人。

 女性教頭は6人増の145人で、女性比率は0・7ポイント増の11・7%だった。

 管内別では日高が19・0%と最も高く、留萌、オホーツクがそれぞれ14・8%、檜山が13・3%、十勝が12・9%、釧路が12・6%、石狩と渡島が12・1%、宗谷が11・1%など。

 女性の教頭昇任者数は5人増の29人。檜山が4人、石狩、日高、上川、宗谷、オホーツク、釧路がそれぞれ3人、後志、根室が2人、空知、胆振、十勝が1人となっている。

(解説 2020-03-25付)

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