旭川市内小・中の分散登校　２５日以降４０分×３コマ　学年別等で登校時間調整

（コロナウイルス関連 2020-05-22付）

　【旭川発】旭川市内の小・中学校は、１８日から分散登校を開始した。１８～２２日は小学校２５分×３コマ、中学校３０分×３コマで１人当たり２回登校。２５～２９日は小・中学校ともに４０分×３コマと設定した。うち、小学校では１～３年生は午前、４～６年生は午後と、登校時間を分けるなど日程を調整する。

　１８～２２日は、１人当たり２回の登校を目標に、小学校は１コマ２５分、中学校は１コマ３０分の授業時間を設定し、１回の登校につき３コマの授業を実施。主に、児童生徒の健康観察や家庭学習の振り返りなどに充て、児童生徒が学校生活に慣れるための準備期間とした。

　２５日からは、全小・中学校の児童生徒が毎日学校に登校できるよう日程を調整。授業時間は、小・中学校ともに４０分×３コマとし、国語、算数・数学など５教科の授業を盛り込むこととした。

　登校時間の対応として、小学校は、１～３年生が午前登校、４～６年生が午後登校とした。

　中学校は全生徒が登校するが、各学級を名簿の偶数・奇数の番号などで分けて半分程度の人数にし、午前・午後で登校させる。

　各学校には、実施に当たって１つの教室に２０人を超えないことや、体育館や多目的教室など広い空間のある部屋については必ず１㍍以上離れた状態で着席させるなど、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底する。

　給食については、小・中学校ともに２５日から提供する。午前に登校する児童生徒は授業後に給食を食べてから下校し、午後に登校する児童生徒は給食を食べてから授業に取り組む。

　市教委は、６月以降の学校再開に向けて検討を進めている。国や道、市内の状況を踏まえながら対応していく考え。

　市ホームページに公開している「あさひかわ春の学び場」は、臨時休業期間中は随時、更新する。

(コロナウイルス関連 2020-05-22付)