せたな町若松小と久遠小　夏休みの思い出を披露　初のオンライン交流学習

（学校 2020-09-03付）

　【函館発】せたな町立若松小学校（本谷弘之校長）と、せたな町立久遠小学校（佐藤等校長）は８月２５日、ウェブ会議システムＺｏｏｍを使用して１・２年生対象の初のオンライン交流学習を実施した。両校の児童８人が、「夏休みの思い出」をテーマに絵日記や自由研究を発表。初めて会う同学年の児童同士で交流を深めた。

　交流学習は、複式学級同士をオンラインでつないだ授業を実施することで、対話的で深い学びの実現を図ることを目的に初めて行った。

　授業では自己紹介のあと、クリアファイルでつくったマスクケースや絵日記をカメラを通して発表。絵日記の発表では、「キャンプのとき、薪になかなか火がつかなかったけれど、火がつくと一気に燃えてびっくりした」など、夏休みの思い出を紹介していた。

　発表後、質疑や感想発表も行った。「釣りでは何匹釣れたか」「絵日記の絵がとても上手だった」などと積極的に交流した。

　若松小２年の男子児童は、「去年はクラスメートがいなくて１人で授業を受けてきた。話したことがない友達と話すことができて楽しかった。今度のオンラインでは、ゲームや遊びを一緒にやってみたい」と笑顔を見せていた。

　今後、町内の別の学校ともオンライン交流学習を予定している。

(学校 2020-09-03付)