高校長協会家庭部会意見・体験発表大会　最優秀は置戸高・川岸さん　コロナ感染防止で書類審査に

（関係団体 2020-09-04付）

　道高校長協会家庭部会（部会長・吉田岳夫江別高校長）は８月２１日、江別高校で第８回意見・体験発表大会を開いた。新型コロナウイルス感染症対策のため書面で開催。介護実習での体験をつづった置戸高校の川岸愛梨さんが最優秀賞に輝いた。

　大会は、全道の高校で普通教科「家庭」、専門教科「家庭」「福祉」を学ぶ生徒が日ごろの学習成果について意見や体験を発表するとともに、生徒相互の交流を通して生きる力を育み、家庭・福祉教育の充実を図ることを目的に例年開催。ことしは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、書類審査のみ実施した。

　１１校から１１人が応募。最優秀賞には、５日間の介護実習で利用者の思いをくみ取ることの大切さなどを学んだことなどを伝えた置戸高福祉科２年生の川岸さんの「私を強くする笑顔と言葉」が選ばれた。優秀賞は江別高校生活デザイン科２年生の水上彩也佳さんと当別高校家政科３年生の伊東由依さんが受賞した。

　なお、川岸さんと水上さんは、産業教育振興会代表校推薦を受け、１０月３日に規模を縮小して開催する「さんフェア２０２０」において、家庭部会代表として発表内容を動画で紹介する。

(関係団体 2020-09-04付)