道教委　幼児教育推進センター園外研修　３年度はハイブリッド型　集合、遠隔など６種想定

（道・道教委 2020-10-15付）

　道教委は、令和３年度の幼児教育推進センター主催の園外研修をオンデマンド動画の配信と集合研修を組み合わせたハイブリッド型で実施する。講義はオンデマンド配信を基本とし、札幌市内での集合研修、管内ごと、遠隔システムによる参加など６種類の実施方法を想定し、準備を進める。

　道教委は本年度、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、幼児教育新採用教員等研修などの研修の講義動画をオンデマンド配信で実施。「時間のロスなく効率的に実施できた」「移動など受講者の負担が少ない」などの声が上がっている。

　新型コロナウイルスの感染拡大防止や働き方改革に一定の効果があった一方、集合形式での協議内容の充実を図る観点から、来年度はオンデマンド動画の配信と集合研修を組み合わせたハイブリッド型の園外研修を計画している。

　講義はオンデマンド配信を基本とした上で、新型コロナウイルス感染症の状況、研修の種類や参加人数を考慮し、複数のパターンで研修を実施することを想定している。

　具体的には、①札幌市での集合②管内ごとに集合（１会場に集合または教育局の遠隔システムによる参加）③非集合（ウェブ会議システムまたは書面共有あるいは園内研修）―の６種類を想定し、人数によっては日程の分散も検討する。

　園内研修に関しては、オンデマンド教材（動画・テキスト版）の拡充や、幼児教育相談員が遠隔で幼児教育施設を視察・助言するリモート助言など、ＩＣＴを活用した取組を推進する。

(道・道教委 2020-10-15付)