１１月は北海道心の教育強調月間　釧路会場　絵本作家の講演など　フォーラム　親子で工作体験も

（道・道教委 2020-10-28付）

　「ハートに、じーん。探してごらん、優しい気持ち。」―。ことしも１１月に北海道心の教育推進会議（会長・小玉俊宏教育長）が実施する北海道心の教育推進キャンペーン強調月間が始まる。心の教育推進フォーラムは本年度、釧路と日高の２会場で開催。１日の釧路会場はクレヨン画家で絵本作家の加藤休ミさんが講演する。日高に関しては、現在、準備中で、決定次第、詳細を公表する。

　協議会は、平成１０年５月に道、道警本部、道教委の３者で組織。毎年１１月を強調月間とし、子どもたちに生命を大切にする心、他人を思いやる心、美しいものに感動する心などの豊かな心を育むことの大切さを、家庭や学校、地域や企業、団体などへ普及・啓発する活動を展開している。

　期間中、開催される子どもにかかわるイベントや広報、印刷物などにシンボルマークとキャッチフレーズを掲載するなどして、キャンペーンの普及・啓発を図るよう呼びかけている。

　本年度、推進会議事業として毎年開催している心の教育推進フォーラムは、釧路と日高の２会場で開く。

　釧路会場は、１日午前１０時から釧路市立図書館で「親子で工作体験」と題して、缶バッジづくりを行う。午後１時からは、クレヨン画家で絵本作家の加藤さんが「クレヨン画家　加藤休ミの絵描きの一席～絵描きになってからの、お話と絵本読み」と題し講演する。

　日高会場については、現在、開催内容等の検討を進めている。

　２７日午後１時からは、札幌市内かでる２・７で人権教育指導者研修会を開催。テーマ「子どもの活動と人権侵害について法的な視点から解説～ネットトラブル、コロナ禍での差別等」のもと、岡崎拓也法律事務所の岡崎拓也弁護士による基礎講義と事例解説のほか、子どもの人権を守る取組について情報交換する。オンライン参加もでき、参加者を募っている。

　これらの取組については、来年２月１～２６日にかでる２・７の情報交流広場「まなびの広場」でパネル展として紹介する予定。

(道・道教委 2020-10-28付)