道教委　内容やスケジュール等理解　メッセージ性ある問題に　チャレンジテスト問題作成会議

（道・道教委 2020-12-28付）

オンライン上で会議

　道教委は２３日、「ほっかいどうチャレンジテスト」問題作成会議を開いた。オンラインで問題作成委員の指導主事等２７人が参加。令和３年度の中学校チャレンジテスト提供に向け、問題作成の参考資料や１学期末問題の作成に向けて、内容や役割分担、今後のスケジュールについて確認し、共通理解を図った。

　会議はＧｏｏｇｌｅ　Ｍｅｅｔを活用して、道庁別館と関係教育局、教育研究所などをつないで開催した。

　開会式で青木順一義務教育課長補佐があいさつ。「子どもの目線からの問題作成はもとより、授業を行う教員へのメッセージも含めた問題作成に努めていただきたい」と期待した。

　「全国学力・学習状況調査と同様、チャレンジテストの問題に対応できるような授業実践、授業改善ができるような、メッセージ性のある問題作成に努めてほしい」と求めた。

　続いて、義務教育課の森茂之主任指導主事が３年度の配信計画や、新学習指導要領の趣旨を踏まえた問題の改善、作成する資料と今後のスケジュールなどについて説明。

　担当者が取り組むのは、問題作成参考資料と３年度１学期末問題の２つ。問題作成参考資料は、各学期末問題や前年度問題、各サポート問題に活用できる素材等を掲載した資料で、「主に出題範囲（領域）や活用する素材などを記載する」と説明した。

　この問題作成参考資料をもとに、１学期末問題（解答を含む）をつくることとし、国語と算数については、小学校６年生の２学期末問題と２学期サポート問題にも着手することを伝えた。

　その上で、今後のスケジュールについて、３年２月１９日までに問題作成参考資料と３学期１学期末問題を教科代表が本庁担当に提出。それをもとに、２月下旬に第２回問題作成会議を開催し、各教科ごとに精査する。

　このあと、各教科ごとに分かれて、必要事項について話し合った。

(道・道教委 2020-12-28付)