学校設備更新等で感染症対策推進　滝川市１定補正案

（市町村 2021-02-19付）

　【岩見沢発】滝川市は１７日、令和３年度補正予算案の概要を発表した。新型コロナウイルス感染症対策として、国の第３次補正予算による地方創生臨時交付金を活用し、３月２日開会の市議会第１回定例会に提出する方針。学校ストーブ更新に１８３２万円、感染症対策等の学校教育活動継続支援に１２００万円、小・中学校手洗い場給湯機整備事業に５７２万円などを盛り込んだ。

　滝川第二小学校と江部乙小学校において、冬期間の窓開け換気時の急激な室温低下に対応するためストーブを更新し、感染拡大防止を進める。

　感染症対策等の学校教育活動継続支援事業では、感染対策を強化するために必要となる保健衛生用品等の購入経費や、臨時休業等によって研修機会を逸した教職員に参加経費を補助することで、教育活動の充実を図る。

　小・中学校手洗い場給湯機整備事業では、児童生徒が温水で十分な手洗いができるよう給湯器未設置校へ設置するとともに、温水機能が低下している学校の施設を改善し、感染拡大防止を図る。

　このほか、滝川中央保育所網戸設置に３１万円を計上。換気のために必要となる網戸を設置して感染拡大防止に備える。

(市町村 2021-02-19付)