縄文ガイド本１００冊届く　帯広市　市内小・中、南商に配布

（市町村 2021-08-25付）

ガイドブックを手にする米沢市長（中央）

縄文ガイド本１００冊届く

帯広市　市内小・中、南商に配布

　【帯広発】帯広市は１７日、市内の建設会社・宮坂建設工業（株）からガイドブック『北海道・北東北の縄文遺跡群を旅するガイド』の寄贈を受けた。とかち縄文の会の会員企業として、子どもたちに縄文文化について理解を深めてもらおうと、１００冊を寄贈。ガイドブックは市内の小・中学校４０校および帯広南商業高校に配られる。

　とかち縄文の会の会員企業である同社は、世界文化遺産登録となった北海道・北東北の縄文遺跡群を新しい北海道の宝として、地域の子どもたちに広く内容を理解してもらう教材として活用してもらおうと、ガイドブック『北海道・北東北の縄文遺跡群を旅するガイド』１００冊を寄贈。

　ガイドブックでは、地元学芸員が推す遺跡の見どころや、出土遺物が展示されている博物館や資料館といった周辺施設などを紹介している。

　１７日には阿部浩之専務執行役員らが市役所を訪れ、米沢則寿市長に目録を贈呈。米沢市長からは感謝状が贈られた。

　ガイドブック１００冊については、市内の小学校２６校、中学校１４校および帯広南商業高に配布する。

　帯広市教委の広瀬容孝学校教育部長は「子どもたちが縄文文化に少しでも興味をもってもらえたら」と話していた。

(市町村 2021-08-25付)