【解説】大学拠点ワクチン接種状況
(解説 2021-10-05付)

 文部科学省は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点による接種状況をまとめた。拠点となった大学・短大・高等専門学校は760校で、接種人数は約154万人。あす6日で、予定していたすべての大学で接種が開始することとなる。

 文科省は、ワクチンの接種に関する地域の負担軽減や接種の加速化を図るため、大学等における学生・教職員等を対象とするワクチン接種(大学拠点接種)を6月21日から開始。道内では同日、道医療大学を皮切りに順次実施されている。

 調査は、学生・教職員などを対象にワクチン接種の機会を提供した大学等における状況の全体を把握するため実施。対象は全国の大学、短大、高等専門学校全1179校。調査期間は9月1~13日、調査時点は9月5日。

 ワクチン接種の拠点となった大学等は364校。拠点大学と連携してワクチン接種を実施した大学等は441校で、計760校(大学等数は重複あり)。

 接種人数は合計154万7246人で、内訳は学生が103万9378人、教職員が11万2899人、その他(大学の非常勤教職員など含む)が39万4969人。さらに、自治体や企業との連携など大学拠点接種以外の形態で実施した大学を含めると計999校で、接種数は201万97人となった。

 萩生田光一文部科学大臣(当時)は1日の記者会見で、周囲の圧力による接種の強制や接種の有無で不当な扱いを受けることはあってはならないとし、ワクチンの効果や副反応を十分に理解し、適切に接種が進むよう取り組んでいくとした。接種者から他人への感染予防の程度はいまだに不明であることから、3密の回避、マスクの着用、アルコール消毒継続などを求めていくことを表明した。

(解説 2021-10-05付)

その他の記事( 解説)

【解説】全高長 共通テスト「情報」で要望

 全国高校長協会(=全高長、杉本悦自会長)は4日、国立大学協会に大学入学共通テスト「情報」の取扱いに関する要望を行った。導入初年度となる令和7年度大学入学者選抜において、「6教科8科目」のよ...

(2021-10-12)  全て読む

【解説】定年引上げへ条例改正検討

 道人事委員会は8日、給与勧告に合わせ公務運営に関して報告した。令和5年度からの定年の段階的な引き上げを踏まえ、関係条例の改正や人事管理の準備、高齢層職員の任用の在り方を検討する方針を示した...

(2021-10-11)  全て読む

【解説】道教委 教員育成指標アンケート

 道教委は、北海道における教員育成指標に関するアンケート調査結果をまとめた。指標で示す資質・能力と令和3年度における道内大学の教職課程の反映状況は、前年度比2・0ポイント減の73・7%。何ら...

(2021-10-08)  全て読む

【解説】不登校調査協力者会議が論点案

 文部科学省の設置する不登校に関する調査研究協力者会議は6日、第1回会議をオンライン開催した。教育支援センターの機能強化、不登校特例校の設置促進などの論点案を整理。年度内に報告をまとめる。 ...

(2021-10-07)  全て読む

【解説】中・高のデジタル関連部活動

 中学・高校におけるデジタル関連の部活動は、教育課程で得た基礎知識をもとに生徒自身が目標を立てて取り組む課外活動となっている。  あるIT企業の資料をもとに経済産業省がまとめたデータによる...

(2021-10-06)  全て読む

【解説】道警8月末少年非行等概況

 道警本部は、ことし8月末における少年非行等の概況をまとめた。検挙・補導された非行少年は、8月末時点で547人(うち女子は117人)。前年同期に比べ11人減少した。  内訳は、刑法犯が11...

(2021-10-04)  全て読む

【解説】新しい通信制高校の在り方

 「令和の日本型学校教育」の実現に向けた通信制高校の在り方に関する調査研究協力者会議は9月28日に初会合を開き、新しい時代の通信制高校の在り方について検討を開始した。  通信制課程を設置す...

(2021-10-01)  全て読む

【解説】アイスホッケー大会の感染事例

 国立感染症研究所は、8月4~8日に開催された全国高校選抜アイスホッケー大会における新型コロナウイルス感染症事例の報告をまとめた。  事前合宿、公式練習、代表合宿を含めた感染者の総数は15...

(2021-09-30)  全て読む

【解説】子に対する前兆事案 8月末

 道警本部は、子どもに対する前兆事案の届出受理状況(8月末現在)をまとめた。8月は35件を受理。1月からの累計で、前年同期比65件減の378件となった。  前兆事案とは、13歳未満の子ども...

(2021-09-28)  全て読む

【解説】日本語指導が必要な児童生徒数

 日本語指導が必要な日本国籍や、外国籍の児童生徒の数は増加傾向にある。文部科学省の調査によると、指導が必要な児童生徒は平成30年度時点で公立小・中学校では10年前の1・5倍の5万1126人に...

(2021-09-27)  全て読む