各機関の調整役配置へ 厚労省 ヤングケアラー支援強化(道・道教委 2022-02-01付)
厚生労働省は4年度、ヤングケアラー支援体制強化事業の創設を計画している。関係機関や民間支援団体の調整役を担うヤングケアラーコーディネーターを新たに配置。実態調査や研修、オンラインサロン等の自治体を支援する。
①ヤングケアラー実態調査・研修推進事業②ヤングケアラー支援体制構築モデル事業―を柱とする事業。4年度予算案に関連経費212億円を計上した。
①では、ヤングケアラー支援策を検討するための実態調査や、福祉・介護・医療・教育等の関係機関の職員がヤングケアラーを学ぶための研修を実施する地方自治体に対し財政支援を行う。②では、自治体の相談・支援体制の構築を支援するため、ヤングケアラー・コーディネーターを自治体福祉事務所などに新たに配置。適切な福祉サービスにつなぐ機能の強化を図る。
また、ヤングケアラーに寄り添い必要な支援を行うピアサポート等の相談支援体制を推進。SNSやアプリなどを活用したオンラインサロンの設置運営・支援に財政支援を行う。実施主体は都道府県・市区町村。負担割合は①が2分の1、②が3分の1。
(道・道教委 2022-02-01付)
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