ネイパル森 ゆーすガイド養成 観光ガイド動画制作へ 森高2年生が地域の魅力発信(道・道教委 2022-08-09付)
【函館発】ネイパル森と森高校(藤村学校長)は本年度から「ゆーすガイド養成事業」を開始している。森高2年生がボランティアガイドによる講話や鷲ノ木遺跡の見学などを通して、地域文化の魅力発信に取り組む。今後、生徒は動画配信サイトユーチューブで観光ガイド動画を制作。ネイパル森では主催事業で動画を活用する予定としている。
事業は道の歴史や文化の魅力を伝える若者を育成する指導・研究事業。菅野真文教諭とネイパル森が共同でプログラムを開発した。
活動計画では、森高2年生が世界史Aの授業で地元の遺跡や縄文時代の歴史学習を通じて郷土理解を深める学習を展開。自らが住む町を大切にしようとする姿勢を育むとともに、学んだ知識を整理し、情報を伝える技能を身に付けさせる活動を想定している。
7月下旬は取組の一環として、森町観光ボランティアガイドの会幹事長の長谷川清さんが来校。日ごろの活動を踏まえ「ボランティアガイドの意義・視点・心得」をテーマに講話し「地元高校やネイパルと連携することができ当会としても今後の活動の励みになる。地元の歴史や文化、その魅力を高校生の視点や言葉で町内外の人に伝えてほしい」と期待を寄せた。
同校では、今月末に森町の鷲ノ木遺跡を見学する。学習の成果を観光ガイド動画として、森高ユーチューブで公開し、ネイパル森などの町内施設へ提供する予定。
ネイパル森では、11月に実施予定の主催事業「道南歴史探求」などで動画を教材として活用することを検討している。
(道・道教委 2022-08-09付)
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