上川管内校長会　法制・教育経営研　今日的な課題解決へ　教科担任制や定年延長など

（関係団体 2022-08-18付）

あいさつする南部会長

　【旭川発】上川管内校長会（南部和紀会長）は２日、東川町農村環境改善センターで４年度法制研究会・教育経営研究会を開いた。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、役員、来賓、講師のみ会同、会員はズームによるオンライン参加のハイブリット形式で実施した。会員は８９人が参加。小学校の教科担任制や定年延長などに関する説明を通じて法制および教育経営上の今日的な課題について理解を深めた。

　法制研究会では南部会長の主催者あいさつ、岸本亮上川教育局長の来賓祝辞のあと、泉川佳孝企画総務課長と泉大吾教育支援課長が、事前に寄せられた法制に関する質問事項をもとに説明した。

　管理面では、小学校の教科担任制、人事異動、定年延長、働き方改革、免許更新制度に関し、今後の見通しや新たな情報などについて理解を深めた。

　指導面では、ＧＩＧＡスクール構想について、臨時休業対応時のオンライン学習の時数の取り扱いや指導と評価の一体化を図る学習評価の在り方の先進校の取組・実践事例に関する説明を受けた。

　教育経営研究会では、派遣役員で道中学校長会の森田聖吾事務局次長から道小・道中の活動と教育情報についての説明があった。つぎに、道中学校長会の坂本征人対策部幹事、道小学校長会の小野敦司研修部幹事が質問事項に回答した。

　全道における市町村をまたいだ教科担任制の加配の配置や、教育振興基本計画の答申内容における最新情報などについて研鑚した。また、１年単位の変形労働時間制について、全道の実施状況等の情報共有を行った。

(関係団体 2022-08-18付)