第2期道ギャンブル依存対策素案 高校の「保健」で指導を 5年1月3日までパブコメ(道・道教委 2022-12-06付)
道は、2日から「第2期北海道ギャンブル等依存症対策推進計画」素案のパブリックコメント募集を開始した。5~7年度までの3年間が計画期間。教育、広報等によるギャンブル依存症に関する正しい知識の普及など4点を基本方針とした。
具体的な施策では、高校の学習指導要領において保健体育課の「精神疾患の予防と回復」の中で、ギャンブル等への過剰な参加は習慣化すると嗜癖行動になる危険性があり、日常生活にも悪影響を及ぼすことについて学習することとなったことから、学習指導要領に基づいた指導の充実を掲げている。
また、国の子ども向け啓発資料や道教委が作成する指導資料を周知するとともに、保健体育教諭や養護教諭を対象とした研修会等において、指導資料の活用事例を示すなど活用の促進を図ることとしている。
さらに、若年者のギャンブル等依存症の相談支援について充実を図るため、若年者の相談対応に携わる大学の学生相談室職員や消費生活相談員に対し、研修やセミナーの周知を実施。大学や専修学校へは、新入生オリエンテーションや学生相談室で活用できるリーフレットを配布する。
パブリックコメントの募集は5年1月3日まで。
(道・道教委 2022-12-06付)
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