1月にシステム操作研修 札幌市教委 給食費公会計化で(札幌市 2022-12-12付)
札幌市教委は、5年度から開始する学校給食費の公会計化に向け、学校給食費等徴収管理システムの操作研修を来年1月から実施する。デモ環境を使用しシステムの主な内容に関する説明、操作体験などを行い、各学校で円滑に管理できるよう研修を深める。
学校給食費の公会計化は、給食費を地方公共団体の会計に組み入れる「公会計制度」を採用するもの。文部科学省は、教員の業務負担の軽減等に向け、給食費の徴収・管理業務を地方公共団体が自らの業務として行うことを促進している。
市は、5年度から公会計化することとしており、それに向け、各学校が行っている徴収管理業務を一括して管理する学校給食費等徴収管理システムの構築を進めている。
来年4月上~中旬ころからの運用開始を予定しており、各学校で円滑に学校給食費等を管理できるようシステム操作研修を企画した。参加対象は、市内小・中学校等299校の事務職員、栄養教諭(栄養士)、業務員、校務助手などで、600~900人程度を想定している。
1月16日~2月3日にかけて、ズームを活用したオンライン形式で実施。対象者は、指定されたいずれかの日程に参加する。
システム導入前のため今回はデモ環境を使用し、転出入・異動登録、食数の管理、帳票などの操作を体験してもらう予定だ。
(札幌市 2022-12-12付)
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