北の大地に響くエール　札幌白石高　国歌演奏の大役　開幕まであと２日

（学校 2023-07-20付）

総合練習で力強く演奏する生徒たち

　北の大地に響く心、響き合う心で応援を！―。２２日の総合開会式に出演する札幌白石高校（駒井博和校長）吹奏楽部は、入退場曲や国歌演奏の大役を果たすため、日々練習を重ねている。温かい“白石サウンド”を会場全体に轟かせ、出場選手たちにエールを送る。

　同校吹奏楽部は、全日本吹奏楽コンクールに２３回出場するなどの実績を持つ道立高校屈指の強豪校。大会以外の演奏活動も積極的に行っており、昨年１１月に行われたインターハイ「秋フェス」でもスペシャルプログラムを披露している。大会の幕開けを告げる総合開会式では、選手団の入退場曲、国歌、高体連の歌などを演奏する大役を担うほか、式典演技でも演奏を披露する。

　入退場では、松山千春「大空と大地の中で」、トワエモア「虹と雪のパレード」、ＹＯＡＳＯＢＩ「群青」、ＧＲｅｅｅｅＮ「キセキ」などをバックに選手たちを鼓舞。顧問の鈴木恭輔主幹教諭によると、道高校文化連盟担当者らで「北海道にゆかりのある曲」「高校野球応援曲」を中心に選曲したという。

　３日、総合開会式の会場となる北海きたえーるで行われた総合練習では、式典演技の中で行う大麻高校チアリーディング部との合同演技などをリハーサル。大麻高の演技に合わせてＰｅｒｆｕｍｅ「ＦＬＡＳＨ」を演奏し、本番に向けて士気を高めた。

　部長の前田優さん（３年）は「白石高校の温かいサウンドを皆さんに聞いてほしい」と力を込める。

(学校 2023-07-20付)