江別市　次期教育大綱骨子案　元気に笑顔で学ぶまちへ　生涯学習・文化・スポーツ推進も

（市町村 2023-08-28付）

　江別市は６年度から５ヵ年を計画期間とする次期教育大綱の骨子案をまとめた。基本理念には「子どもたちが元気に育ち、笑顔で学ぶ、未来あるまち」「生涯学習・文化・スポーツに親しみ、心身ともに元気で豊かに過ごせるまち」の２点を設定。基本方針には、新しい時代に必要な資質・能力の育成、文化・芸術による豊かな人間性のかん養と郷土の歴史の保存と継承など１０項目を整理した。

　２１日に開かれた本年度第１回総合教育会議で示したもの。

　現行の大綱は令和元年度から５ヵ年を期間としている。一方、６年度からは、第７次市総合計画の前半期間が開始するとともに、個別計画に当たる第３期学校教育基本計画、第１０期社会教育総合計画、第７期スポーツ推進計画が始まる。新たな総合計画や個別３計画との整合性を図るため、新たな大綱の策定作業を進めている。

　骨子案をみると、基本理念には①子どもたちが元気に育ち、笑顔で学ぶ、未来あるまち②生涯学習・文化・スポーツに親しみ、心身ともに元気で豊かに過ごせるまち―の２点を設定。児童生徒一人ひとりが思い描く夢を実現するための資質・能力が身に付くよう、地域と共に連携して児童生徒を育成することを位置付けた。

　基本方針では、個別３計画の基本目標を網羅。「確かな学力と新しい時代に必要となる資質・能力の育成」「持続可能な生涯学習の推進」「文化・芸術による豊かな人間性のかん養と郷土の歴史の保存と継承」「生涯スポーツの推進」「地域スポーツ活動の推進」など１０項目を盛り込んだ。

(市町村 2023-08-28付)