臨時国会提出見送り 「日本版DBS」創設法案(国 2023-10-19付)
子どもと接する仕事に就く者に性犯罪歴がないことを確認する「日本版DBS」の創設に向けた法案について、加藤鮎子こども政策担当大臣は、臨時国会への提出を見送ることを正式に表明した。16日に首相官邸で開いた政府の合同会議で明らかにしたもの。加藤大臣は「来年の通常国会以降のできるだけ早い時期に法案を提出できるよう早急に制度設計を行っていく」と述べた。
「日本版DBS」を巡っては、9月上旬にこども家庭庁の有識者会議でまとめた報告書で、学校や保育所などに性犯罪歴の照会を義務付ける一方、学習塾やスポーツクラブなど民間事業者は任意での利用とする方向で検討。報告書に対する意見を踏まえ、秋の臨時国会への法案提出を目指していた。
(国 2023-10-19付)
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