開発局・空知建協学校キャラバン　建設業のこと教えます　岩農高　若手が仕事紹介

（関係団体 2023-11-13付）

岩見沢農業高・学校キャラバン

　【岩見沢発】岩見沢農業高校（野村博之校長）農業土木工学科１年生３１人は２日、同校で開かれた開発局・空知建設業協会主催の学校キャラバンに参加した。建設業の若手職員による仕事紹介のほか、トータルステーションを使用した測量やバックホーシミュレーターなどを体験。建設業界への興味を深めた。

　学校キャラバンは、建設業界の就労者や建設業に対する理解者・応援者を増やすべく、若者に業界の魅力とやりがいを知ってもらうことを目的に実施。平成２９年度から行っている。

　はじめに、建設業について解説。このあと、開発局に入局した職員２人と開発工建㈱、㈱岸本組、㈱砂子組に就職した若手職員３人の計５人がそれぞれの仕事内容を紹介した。意見交換では、仕事をする上で必要となる資格や能力についての質問に答えた。

　続いて、建設業に関する体験活動を実施。砂子組の協力のもとトータルステーションを使用した測量やバックホーシミュレーターの体験を行った。

　学校キャラバンに参加した熊谷佳樹さんは「実際に働いている職員の話を聞くことができて貴重な体験となった。また、バックホーシミュレーターは、バランスや前後の奥行きなど感覚をつかむのが難しかった」と話し、建設業界への興味を深めた。

(関係団体 2023-11-13付)