道中学校長会が理事研修会 働き方改革実現へ結束を 未来の教師確保へ 森田会長(関係団体 2023-11-21付)
道中学校長会・理事研修会
道中学校長会(森田聖吾会長)は10日、ホテルライフォート札幌で第4回理事研修会を開催した。開会あいさつで森田会長は、教師のウェルビーイング向上と働き方改革を実現する校長の役割を説き「働き方改革の取組や教師のなり手の確保は未来を左右しかねない喫緊の課題。多くの人々に教職の魅力を発信し、理解と支持を得ることができるよう取り組んでいこう」と呼びかけた。
はじめに森田会長は、10月の全日中研大分大会における函館市・渡島地区からの提言が全国の校長から称賛を受けたことを伝え「北海道の研究の優れている点は、地区校長会として課題を共有して組織的に取り組む共同研究が推進されているところ。この価値は年次が変わっても成果が積み重ねられ、校長の職能向上が図られている」と6年度の岩手大会の提言にも期待を寄せた。
また、働き方改革に関する国・道の動向を説明し「子ども主語の学校教育を目指すためには教師のウェルビーイングの向上が不可欠。“意見を述べるだけの校長会”ではなく、互いの立場を理解し合い、対話をもとに最適解を考え、着実に前進するため共に歩むことができる校長会でありたい」などと述べた。
その上で、働き方改革や教師のなり手確保のための校長の役割を強調。「今までどおりの考えでは教職の魅力は一層廃れ、再生困難に陥るかもしれない」と警鐘を鳴らし「校長職にある私たちが一丸となり“あの時の改革のおかげ”と後進から言われるような流れをつくり上げ、多くの人々に教職の魅力を発信して理解と支持を得ることができるよう、全ての都道府県校長会で取り組んでいこう」と奮起を促した。
議事に入り、経営部・研修部・対策部・情報部の各部が報告。6年度に予定している道中研究大会十勝・帯広大会の進捗状況やブロック研修の開催について報告した。
(関係団体 2023-11-21付)
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