道教大教職大学院と道教委が初開催 新たな教師の学びの姿実現へ 現職教員院生6人が座談会
(道・道教委 2024-01-18付)

千葉和代
千葉和代氏

 道教育大学教職大学院と道教委は昨年12月26日、「教職大学院の学びの発信~現職教員にとっての教職大学院修学」と題してオンラインセミナーを開いた。中教審答申で示された「新たな教師の学びの姿」の実現に向けて、教職大学院で学ぶ道教委派遣の現職教員院生6人が座談会形式で意見交換。教職大学院の学びの実際や「理論と実践の往還」の重要性、学びを生かした今後の展望などを語り合った。

■座談会出席者

道教育大学教職大学院現職教員院生

●岩渕祐樹教諭(札幌校)

●千葉和代教諭(旭川校)

●佐藤元希教諭(旭川校)

●髙原隼希教諭(旭川校)

●窪田佳祐教諭(函館校)

●長谷泰昌教諭(釧路校)

ファシリテーター

●道教委教職員育成課課長補佐 木谷研介氏

木谷 教職大学院で学ぶことになったきっかけは。

千葉 高校教員として学年主任や分掌の部長を経験する中で、先生方とどのように協力していけばいいのか、どうすれば先生方の良さや思いを生かしながら生産性のある働き方ができるかを考える時期があった。

 良い実践例を見たり聞いたりしても、それを私が同じようにできるわけではないし、勤務校で同じようにやって同じように成果が上がるわけでもないと思った。その時に、方法ではなく、その根拠となる考え方、理論を学びたいと考えた。勤務校の教頭が教職大学院の修了生だったということもあり、学びを深める場として勧められたことで進学を決意した。

岩渕 私は教職経験12年目で、中学校社会科の教員。在籍した管内には若い教員が多く、早い段階からミドルリーダーとしても現場で働くことが多かった。

 ミドルリーダーとしての役割が重要になってきている中で、どのように役割を果たしていったらいいか分からないところもあり、大学院での学びを通してヒントを得て、より良い実践につなげていきたいと考えて、教職大学院を考えた。

 悩んでいる中で、当時の勤務校の教頭が教職大学院の修了生だったり、大学院に通っている知己の教諭がいたりした。大学院で学び、少しでも力を付けられればと考えた。

窪田 私はもともと中学校教員で、現在は小学校教員として勤務している。勤務した町の小学校、中学校が併設型の小中一貫教育を始めた。とてもいいシステムだと感じる一方で、中学校で勤務していると小学校がよく分からない部分があった。連携型の小学校に異動したが、できる部分とできない部分、成果と課題に疑問を感じていた。

 その時、教職大学院に通学している同僚に相談したところ、研究を通して自分の課題や答えを導き出せる場があると教えてもらった。

佐藤 初任校でお世話になった先輩が教職大学院で学んでいたので、自分の中の学びの選択肢として教職大学院があった。

 2校目に異動して、研究部を持たせていただくことになった時、校内研修・研究を充実させたいという学びのニーズが高まった。派遣元の校長との面談で教職大学院の学びの話もあり、自分の中での学びたい気持ちや課題意識と一致したことがきっかけとなった。

髙原 大学院修学のきっかけとして考えたのは、授業や学級経営で子どもたちを学ばせてあげたい、自己実現につなげてあげたいという思いが、学級担任として関わる中であった。

 個別最適な学びを目指して、自分自身で理論を見つけて実践することを繰り返していたが、じっくり学び直したい、もうちょっと突っ込んで学んでみたいと考えていた。

 道教委の短期派遣制度を活用して教職大学院に通われてる先生がいることは知っていたので、教職大学院への進学を決めた。

長谷 子どもたちの学びをもっと保障してあげたい、楽しく過ごす時間や学校での時間をより良いものにしていきたいという思いで希望した。実践を俯瞰してみる時間を確保したい。

 今、教育改革が進んでいる中で、最前線の研究を知ることで過去の自分の実践の価値付けや理論、固定観念を取り払うきっかけとして学び直したいと希望した。

木谷 教職大学院と学校現場での学びの違いは。

千葉 私が感じている違いは大きく二つ。一つ目が「人」の違い。学校現場にもいろいろな先生がいるが、大学院では先生方の知識量や見識の広さ自体が学びになる。いろいろな専門の先生がいるので、自分のコースに関係なく、質問があったらどんどん質問ができるし、そこからまた様々なアドバイスをいただくなど、学びを得ることができた。

 人から得る刺激の部分としては院生から得ることもとても大きい。私は学校組織マネジメントコースにいるが、他のコースの先生方との学びの中で「そういう視点があるんだ」「コースによって見方が違うんだな」と感じるところがたくさんある。

 私は高校の教員だが、小学校の先生、中学校の先生と関わる中で、小・中学校での育て方が「今まであまり見えていなかったんだな」ということをすごく感じる。小・中学校の学びを終えた子どもたちが高校に来て、高校でどのように教えるかという視点を持つことができるようになった。

 大学生からストレートに大学院に進んだ方と一緒に授業を受けることもある。その時に「これから教員としての生活をスタートします」という人と一緒に勉強することがすごく刺激的で、授業を通して率直な意見交換ができる。「そういうところで困るのか」とか「学校現場であれば、そこまで拾えなかったんじゃないか」という思いを拾うことができて楽しい。

 キャンパスを越えた人との関係もある。コースの授業で会ったり、ズーム越しで交流する場面もあったりするので、垣根を越えて学ぶことができると感じている。

 もう一つの違いが「時間」。学校現場はとても忙しかったので、学びに没頭することが、どうやってもできなかった。今は学びの時間をいただいているので、自分が知りたいと思ったことをどんどん調べる時間もあるし、聞ける人もいる。文献を調べたら、さらにつぎの文献を調べたり先行研究を調べたりとかすることもできる。

 「人」と「時間」の部分が、学校にはなかった学びの良さであり、教職大学院でしか得ることができなかった学びだと感じている。

窪田 教職大学院には様々な授業がある。自分が抱えていなかった課題意識の外側にあるものを触れることができるところも大きな魅力だと感じる。

 もう一つ、現場にいた時、何かを学ぼうとした時に研修会や講習会に参加したり、書籍を読んだりと学びはあるが、教務主任であったり、研究チームであったり、その場の自分の立場をもとにして学んでいたらという印象がある。教職大学院での学びは学校を俯瞰したニュートラルな状態での学びだ。より広い視野で「あの時の自分だったらこうだよな」など、同じものを学ぶにしても現場とは違う受け止め方があるという印象を持っている。

岩渕 お二人に共感し、そのとおりだなと思う。たくさんの院生と普段から演習などを通して話をする機会があるが、自分だけでは決して気付くことができない視点や考え方に触れることで、物事を整理できたり、実践ができたりするヒントになることはすごく大きいと思う。

 現場で働いているとスピード感を求められるが、教職大学院でゆっくりと考えながら整理して深めていけるところが学びの良さだと感じている。学部直進者の方の話もあったが、感覚が違うということを知るだけでも大きいのかなと思う。私たちはある程度の年齢を重ねてきている。世代的にもギャップが生じてきていると感じるが、共に学ぶ関係性の中でじっくり話を聞いてみると「そういうことを考えていたんだな」とか「そこは分かっていなかったんだな」という前提の部分を知ることができる。

 前提の部分がずれているまま話を進めても、一つの答えにたどり着かなかったりするが「まずはそこを共有した方がいいんだな」ということに自分自身が気付いたりできる。

佐藤 学校現場の中では、理論を学ぶといっても、例えば学習指導要領の内容を理解するとか、中教審答申の内容を理解するというイメージがあったが、教職大学院での学びを通して、学習指導要領や答申の背景にある研究や考え方を学ぶことができるのが大きな違いだと思った。

 大学院での学びを経験すると、今までの自分は答えを探すような学びだったが、そうではなく、自分の中で問いを見つける学びであることは皆さんと共通している。

髙原 学びをアウトプットする機会に恵まれている。現場にいた時も、学年の先生方や校内研修の中でアウトプットしていたが、今は実習校に加えて様々な研究テーマを持つ院生と交流することを通して学びを深めている。

 質の高いインプットとアウトプットを行ったり来たりさせてもらっているという実感がすごくある。これは教職大学院ならではで、実践的な学びと理論的な学びがセットになっている。

長谷 大学生から大学院にそのまま上がってきている方とは、感覚が結構違う。授業を受けながら(若い方々の考えを)聞けるので、新しい学びとして大事だなと思っている。

 短期派遣で来ている先生方は、意識を持って学びに来てる方が多いので、深い話にすぐ入っていきやすいことも環境としてうれしいと思っている。直接、教授たちと話ができることも大きいと感じている。

 私は実践論文が早めに仕上がっていたので、昨年10月に三重県の河川教育学会に発表に行った。そういうこともやろうと思えばできるし、その場で新しいつながりができたり、次年度の可能性や今後の実践をを広げていけたりするところががいい。

木谷 令和4年の中教審答申で「新たな教師の学びの姿」として、教職生活を通じて全ての先生が理論と実践の往還を実現することが示された。

髙原 中教審の答申で、教職大学院の学びが価値付けられた。実際、教室で子どもたちに授業したり、子どもたちをアセスメントしたりする時に難しさに直面する。

 その際、手詰まりになるのではなく様々な方から話を聞いたり、先生から助言をいただいたりする中で、解決に向かっていける。現場での学びと教職大学院での学びを行ったり来たりする中で得られる新たな気付きを大切にしている。

窪田 私は学校組織マネジメントコースなので、校長をはじめスクールリーダーとしての取組という視点で、校内の教職員の連携・協働の在り方を研究してきた。例えば、スクールワイドPBS(学校全体で取り組むポジティブな行動支援)について、大学の授業で理論的に学んでから実践を振り返ると、うまくいっていた部分と、そうではなかった部分を整理することができる。理論的に学んだことを基に、校内の教職員を観察して理論を具体化し、そこから得られた学びを基に自分自身で実践することが、理論と実践の往還の中で繰り返されていくのも、教職大学院の良さだと感じた。

長谷 理論は、正しいものであったり、客観性がすごく高いものであったりというイメージだったが、実は「理論という大きな大きな枠の中に実践があるのではなく、実践の中にいくつもの理論がある」と教えてもらい「なるほど」と実感した。だから、いろいろな理論をカバーしていないと実践はなかなか難しい。双方を往還することの良さは、バランスを欠いたり、独断的になったりしてしまうことを防ぐためにも、とても重要なやり方だと感じた。

千葉 大学院では、授業や実習校での実践を通して「実践の中にある理論」に気付く。逆に「このことはどういう理論が背景にあるんだろう」という疑問も湧いてきて、それを理論的に学び、また実践してを繰り返すことがらせん状に積み上がっていく経験もしている。それが教職大学院で「学び方を学ぶ」ということだと捉えている。

 例えば、現場で課題に直面した時にどのように先生方と協力して課題に向き合っていくか。その中で、学んだ理論をどのように生かしていくか。教職大学院で学び方を学ぶことで、学校現場でも理論と実践の往還を実現することができると思っている。理論と実践は別ものではなく、一体化したものだということも含めて気付くことができた。

 大学院では、授業と実践を通して学ぶ、学びの構造だったり、ゼミの中で自分の実践に細かいアドバイスをいただけたりするのも、理論と実践の往還を促進させる要素になっていると感じている。

佐藤 理論と実践の往還の重要性について考えた時、思い浮かんだ場面が二つある。

 一つは、普段自分たちが土曜日や平日の夕方に受けてる講義での学びだ。そこで感じた理論と実践の往還は、先に自分たちの経験があって、講義の中で挙げられていたテーマで「あの時の経験は、こういう理論と結び付いていたんだ」と実感できる。

 もう一つ。今、私は初任段階教員へのアプローチを研究しているが、まずそもそもの理論を知るところから始まり、実際にそれを試してみて、うまくいかないことがあって、また学び直して方法を変えてというように、らせん的に学んでいくと感じた。

岩渕 実行して、そこから見えてくる課題があり、その課題に向けて同僚と取り組む。その時に理論が整理されることで、往還されていくと感じている。理論が全てではないが、同僚と何かを行う上での一つの視点、指標になるものに理論があって、その理論をもとにみんなで実践して検証する形を教職大学院で学んだ。実習校での実践はやってみないと分からないことが多いが、やってみて、フィードバックする中で見えてくるものがある。その積み重ねが理論と実践の往還だと感じている。

髙原 他コースの先生方に実践や理論を見ていただいたり聞いていただいたりすることが大きい。例えば、旭川校で、実践研究の中間発表という形で互いの研究を見聞きした。その時に、違う角度から見てもらえたことは大きな成果だ。

千葉 やりましたね。分からないところを質問したり、私の発表を見ていただいて指摘や意見をいただいたりして、本当にありがたい時間だった。

佐藤 先生方や教授との学びはもちろん、同じ院生同士での学びの中からも様々な視点に触れられることは良さだなと思った。

木谷 1日のスケジュールや1週間のスケジュールはどうでしょう。

岩渕 コースによって異なっている。講義がある日は、夜に大学で学ぶという形になる。土曜日に必修科目を受ける。日中は、実習期間であれば実習校に行って仕事をして、戻ってきて講義ということもある。限られた時間の中で、自分でタイムマネジメントして調整しながらできている。

木谷 教職大学院では理論や実践について深く話し合う機会があるか、学校現場の研修と大学院の話し合いの違いは。

佐藤 互いの実践について意見交換する機会がある。そうした意味では理論や実践について深く話し合う機会はたくさんあると思っている。学校現場の研修は、目の前の出来事に対する解決への優先度が高いと思うが、大学院では話し合う中でそれぞれの納得解を自分の中に見いだすという印象がある。

長谷 学校現場だと、どうしても人間関係上、言いにくいことが出てくる。教職大学院では、利害関係なしに話せることがすごく大きいと思う。学校現場では、自分の発言することで教師に負担がかかるのでは、と配慮しながら話すと思うので。

千葉 大学院での話し合いは、みんな院生なのでフラットな状態で意見を出し合うことができる。立場や役割を超えた話し合いができるという違いがある。

木谷 教職大学院で学ぶための準備は。

髙原 私は、スケジュールの情報を入手すること。(教職大学院に入学することで)生活リズムが変わってくる。私は家族4人で暮らしているので、子どもたちのリズムにも影響してくる部分がある。例えば、土曜日が全て授業になると「パパ、どこも行けないの」みたいになってくる。振り替えで平日に休みが取れるなどの制度的なものや、周囲の先輩から情報を得て把握したり、家族とスケジュールをシェアできたりするようにしていた。

 あとは、勤務校の管理職に早めに相談するなどは積極的にした。

窪田 小中一貫教育をうまく推進したいという課題を持っていたので、事前に教職大学院に相談させていただいた。

 あとは、授業料も関わってくる。家庭の協力が必要になるので十分に相談した。学校での勤務とは異なり、早く帰ることができる時もあるので、今までできなかった家事の分担ができるようになる。今まで自分がいかに家族に支えてもらっていたのかが、あらためて実感できた。

佐藤 1年前の今ごろは、修学前プログラムとして、教職大学院での入学に向けて実習で何をしたいのかを定め始めていた時期だった。プログラムでも、担当される講師の方から「先行研究などをまず読んでみるといい」と示された。これまで自分が読んできたものとは全く異なる内容で、学ぶ楽しみになっていた。例えば、1年間の短期派遣の実習の中で、思い描くチャレンジは可能なのかどうかなどを整理していた。

木谷 派遣後のキャリア展望は。

長谷 教科学習や総合的な学習の時間における効果的な学習を実践したいと考えている。個別最適な学びは、子ども一人ひとりや、地域のウェルビーイングに密接につながっていると考えている。教科教育の研究を通して、子どもたちが自分たちで地域に対する関心、地域をつくることへの関心、意欲を育むことができる教科学習や総合的な学習の時間を形づくっていきたい。

髙原 私は今、個別最適な学びに近いところで「学びのユニバーサルデザイン」を研究の軸に据えて実践研究を積み重ねている。現場に戻れば、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実との親和性が高いと感じているので、そこを軸に据えた学級経営や授業改善に取り組んでいきたい。

佐藤 私自身が学んでいる研修デザイン、初任段階支援の在り方の部分をまずは勤務校に還元していきたい。10年後、20年後、自分が何をしているか分からないが、教職大学院で学んだ「学び続ける姿の大切さ」を生かしていくことが学校現場への最大の還元なのかなと考えている。修了したあとも、問いを見つけながら学び続けていきたい。

窪田 まずは、義務教育学校をステージにして、小学校教員と中学校の教員がいかに融和していくのかについて取り組んでいきたい。その研究で学んだことを活用して、小中連携の深化を図っていきたい。

 もう一つ、社会教育の分野にも関心がある。コミュニティ・スクールや、地域と共にある学校など、地域みんなで子どもを育てていく取組ができればという夢を持ってワクワクしている。

岩渕 リーダーシップ論、組織論について学ぶことができた。それを生かした職場環境づくりや組織運営という部分で少しでも力を発揮できればと考えている。ささいなことかもしれないが、まずはしっかりと相手の話を聞いて、そこから共につくり上げていく姿勢を持ちたい。

 また、自分自身の働き方も、今後変わっていく部分かなと思っている。学び方が見えてきた部分もある。現場に戻ったあとも学び続け、私と同じように悩んでいる人に寄り添いたい。

千葉 働き方改革の推進がある。学校現場にいた時、仕事がたくさんある中で在校等時間をいかに減らすかなど、本当に働き方改革が苦しかった。教職大学院の授業で、働き方改革は「働きやすい職場をつくること」「働きがいをつくっていくこと」の二つが必要だと学んだ。

 ワーク・ライフ・バランスと言われるが、ワークとライフは別ものではなく、一体化して両方とも充実させることが、先生方の人生の充実につながっていくのではないか。学校現場の働き方改革に学びを生かして関わることができればと思っている。

 先行きが不透明で予測困難なブーカ(VUCA)の時代にあって、当然、学校に求められることも変わっていく。ずっと学び続けるためにも、この経験を生かしていきたい。

木谷 今、先生自身が個別最適に学び、子どもたちのロールモデルになることが求められている。

 教職大学院で学ぶ先生方が「分からない」「できない」「どうすればいいんだろう」と問うこと自体を学びの楽しさにしている姿を見て、「新たな教師の学びの姿」の一つを学ばせていただいた。

 ありがとうございました。

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岩渕祐樹
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長谷泰昌
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