6年度公立高校入選実施概要 218校 19日から願書受付 1校減 全日制単置は178校(道・道教委 2024-01-18付)
道教委と札幌市教委は17日、6年度公立高校入学者選抜実施概要を発表した。入選の実施校数は、前年度比1校減の218校。全日制単置が178校、全定併置が31校、定時制単置が8校、定通併置が1校。一般選抜、推薦・連携型選抜共にあす19日から願書を受け付ける。
有朋高校を除く学科別校数は、全日制が1校3学科減の209校326学科、定時制が同数の39校43学科。
全日制をみると、普通科が148校148学科、職業学科が62校149学科、専門学科が12校12学科、総合学科が17校17学科。留辺蘂高校の募集停止に伴い、総合学科が1校1学科減少した。
定時制は、普通科26校26学科、職業学科13校17学科で、前年度と同数だった。
中学校卒業者数の推計は4万1012人で、前年度実数と比べて166人減となった。
対して、募集人員は3万1875人で400人減。内訳は、全日制が2万9730人、定時制が1985人、有朋単位制が160人となった。
3年度の国の普通科改革に伴い、道内においては、6年度から釧路湖陵高校に学際領域に関する学科として「文理探究科」、大樹高校に地域社会に関する学科として「地域探究科」を設置する。
これに伴い、大学科としての普通科と、小学科としての普通科を区別するため、従来の大学科の普通科の表記を「普通教育を主とする学科」に変更。小学科においては「普通科」「文理探究科」「地域探究科」などと示すよう改める。
学区就学枠の考え方は、従来と同様。ただし、釧路湖陵の文理探究科は募集定員の20%に引き上げる。
札幌市立高校をみると、全日制が前年度同数の6校9学科・コース、定時制が1校1学科で入選を実施。市立札幌旭丘高校の数理データサイエンス科と市立札幌清田高校の普通科グローバルコースで傾斜配点、市立札幌平岸高校の普通科デザインアートコースで実技を行う。
市立札幌大通高校で受検生全員を対象に個人面接を実施。市立札幌藻岩高校、市立札幌平岸高校普通科普通の推薦で作文を求めるほか、札幌旭丘高校の推薦で特定の教科の知識等に偏らず思考力・判断力・表現力などを問う適性検査を実施する。
入選に関する今後の主な日程はつぎのとおり。
▼一般の選抜
▽出願受付=19~24日正午
▽出願状況の発表=26日午前10時
▽出願変更の受付=29日~2月2日午後4時
▽出願変更状況の発表=2月14日午前10時
▽学力検査=3月5日
▽追検査=3月13日
▽合格発表=3月18日午前10時
▽第2次募集の出願の受付=3月22~25日午後4時30分
▽第2次募集の合格発表=3月28日まで
▼推薦・連携型による選抜
▽出願受付=19~24日正午
▽出願状況の発表=26日午前10時
▽面接等=2月13日
▽合格内定の通知=2月20日まで
▽入学確約書の提出=2月21~26日午後4時
▽再出願の受付=2月21~26日午後4時
▽合格発表=3月18日午前10時
(道・道教委 2024-01-18付)
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