札幌石山緑小３年生総合学習　冬のスポーツ満喫しよう　リュージュ体験し地域理解

（札幌市 2024-02-29付）

　札幌市立石山緑小学校（清水由美校長）は２月上旬、３年生総合的な学習の時間でリュージュ体験に取り組んだ。児童６６人が市内の藤野リュージュ競技場を訪れ、コースを滑降。「最初は怖かったけれど、とても楽しかった」などと話し、ウインタースポーツの魅力を肌で感じた。

　同校では、３年生「冬を楽しむ名人になろう」と題して、地域のスノーキャンドル作りに参加するなど、冬に親しむことで地域への理解を深める学習を展開。リュージュ体験はその一環で、札幌リュージュ連盟による協力を得て毎年実施している。

　藤野リュージュ競技場は、昭和４７年の札幌冬季五輪開催時の予備コースとして、昭和４５年に造成されたもの。その後、大規模改修を経て、現在も小・中・高生や大学生、一般が参加する各種大会のメインコースとして使用されている。

　事前学習では、札幌リュージュ連盟のスタッフからリュージュの歴史や滑り方、競技の普及・発展に努める思いを聞いた。

　当日は、児童たちが競技場を訪れ、十分な安全配慮のもと、１５０㍍のコースを滑降。本物の競技さながらにスタートやゴールのアナウンスが流れると、歓声を上げながら友達の滑りを応援した。

　滑り終えた児童たちは「楽しい」「また滑りたい」などと笑顔を見せ、ウインタースポーツの魅力を満喫した。

(札幌市 2024-02-29付)