札幌市清田区Ｐ連　中学生サミット　地域交流を盛んに　区の活性化へ４２人意見交換

（札幌市 2024-08-26付）

　札幌市清田区ＰＴＡ連合会（高橋尚明会長）は８日、区民センターで清田区中学生サミット２０２４を開催した。区内の中学校７校から生徒会役員ら４２人が参加。区の活性化につながる地域交流の在り方や場などについて話し合い、多彩なアイデアを発表した。

　生徒が他校との交流を深め、地域への愛着やまちづくりへの参画意識を高めることを目的に、平成２８年度から清田区役所と共催で実施しているもの。

　初年度に策定した「清田区中学生サミット宣言２０１７」に基づき「私たち清田区の中学生は、よりよいまちづくりのために、どう行動するのか」を継続テーマに活動を進めている。

　本年度の討議テーマは「私たち清田区の中学生は、区民の皆さんと関りをもち、地域交流を盛んにするために、どう行動するのか～“参加”と“交流”をキーワードとして」。

　区民の交流の在り方や場、中学生としての関わり方などについてグループで交流し、提案として発表した。

　生徒たちは「若い世代とお年寄りが互いに教え合う場を設けたい」「区の自然を生かした取組を、１０～３０代をターゲットにして展開したい」「ほかの区よりもアピールできることを増やすことが、地下鉄延伸につながるのでは」など多彩な意見やアイデアを発表した。

(札幌市 2024-08-26付)