石狩管内小中校長会がＡブロック研　学校経営の方向性確認　小中連携・ミドルリーダー育成など

（関係団体 2015-10-02付）

石狩管内小中学校長会がＡブロック研修会

　石狩管内小中学校長会（畠山昌平会長）は九月中旬、恵庭市民会館でＡブロック研修会を実施した＝写真＝。千歳市、恵庭市、北広島市から計四十七人が参加。研究主題｢新たな時代を切り拓く〝生きる力〟を育成する学校教育の確立～ふるさと石狩で学ぶ喜びを実感できる〝知・徳・体〟の調和のとれた子どもの育成を目指して｣のもと、学校の取組などを報告。協議を通して、今後の課題や学校経営の方向性を確認した。

　はじめに、畠山会長があいさつ。｢各学校が学力向上、体力向上などの課題に対して、どのような対策が必要か考え、学校全体で取り組む必要がある｣と述べ、校長が教職員をまとめてチーム力を発揮する必要性を強調した。

　次いで、恵庭市校長会の岩田博明会長が、同市の特色ある教育活動として、朝読書、花壇コンクールなどを紹介した。

　引き続き、石狩教育局の村上明寛局長、恵庭市の原田裕市長が来賓あいさつ。うち、村上局長は｢研究協議を通して、地域・学校の実践交流に理解を深めてほしい｣と述べ、研修成果に期待した。

　このあと、千歳市立駒里小中学校の小山春樹校長、北広島市立西の里小学校の駒場義剛校長が｢ふるさと石狩で学ぶ喜びを実感させる教育課程と学校評価・学校改善｣を議題に、①心を育てる教育素材や、地域人材を生かした教育活動の推進②地域に発信する教育活動の推進③新教育課程の検証・改善の取組―の三つの視点から、学校の実践などを説明した。

　協議では、小中連携の在り方やミドルリーダーの育成方法などについて意見交換を行った。

(関係団体 2015-10-02付)