【解説】私立大学・短大の入学者動向
(解説 2015-11-09付)

 今春の入学者が定員に満たなかった四年制私立大学は二百五十校で、大学全体に占める割合は四三・二%となり、前年度より二・六ポイント下降したことが日本私立学校振興・共済事業団の調査で分かった。十八歳人口が前年度に比べ約一万九千人増加し、入学志願者も約四万五千人増加。同事業団では「今後は、十八歳人口が徐々に減少するため、厳しい状況が見込まれる」とみている。

同事業団が二十七年度に実施した「学校法人基礎調査」から、大学五百七十九校、短大三百十五校の入学者数等に関する項目のデータを集計した。

大学は、入学定員、志願者、受験者、合格者、入学者のいずれも増加。そのうち、入学者数は九千四百三十一人増加し、四十八万七千六十一人となった。

入学定員充足率は一〇五・〇%で、一・三ポイント上昇し、定員割れの大学は二百五十校と十五校減少した。大学全体に占める入学定員未充足校の割合は四三・二%となり、二・六ポイント下降。定員を上回った大学は十六校増加し三百二十九校、定員の五割に満たない大学は十三校で、二校減少した。

 一方、短大は集計学校数が五校減の三百十五校と、五年度の四百九十四校をピークに毎年度減少。二十七年度は入学定員、志願者、受験者、合格者、入学者のいずれも前年度より減少したが、入学定員充足率は九二・八%で二・二ポイント上昇。定員割れの短大は、全体の六一・〇%を占める百九十二校と、十五校減少。

道内では、大学の集計学校数は同数の二十五校。入学者のみ増加。入学定員充足率は九六・七%で、一・三ポイント上昇。短大も十五校で増減がなく、同数の入学定員を除き、志願者などすべて減少し、入学定員充足率も九〇・六%で二・二ポイント下降した。

(解説 2015-11-09付)

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