本年度創設の生涯学習実践者表彰　３団体３個人に栄誉　各地で表彰式―道生涯学習協会

（関係団体 2015-12-14付）

　公益財団法人北海道生涯学習協会（宇田川洋会長）が本年度新たに創設した生涯学習実践者奨励表彰の表彰式が九日、札幌市内かでる２・７で執り行われた。本年度は三団体三個人を表彰。当日は、宇田川会長が二個人に表彰状を授与した＝写真＝。

　道教委から道民カレッジ事業を受託している同協会では、本年度から生涯学習社会の実現に向けた実践において、功績のある個人または団体を表彰することとした。

　本年度は、三団体三個人を選出。うち、札幌市内在住の五郎部勇さん、林芳男さんには、九日の第十回かでる講座の前に表彰式を挙行。宇田川会長から表彰状が手渡された。

　このほかの受賞団体や個人は二十日までに各地で表彰する。

　受賞団体・個人とその功績はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼団体

▽森誘クラブ（道南圏道民カレッジボランティアの会、石岡六美代表）

▽道北圏道民カレッジボランティアの会（飛谷昭一代表）

▽道民カレッジ・フレンズ十勝（金田英男会長）

　いずれも自主講座を企画実施し、それぞれの地域の道民カレッジ生の学ぶ機会を数多く提供するなどして、道民カレッジの振興・発展に多大なる貢献をした。

▼個人

▽五郎部勇（八九、札幌市在住）

　道民カレッジ生として、長年にわたり学びを継続し、五コース中四コースにおいて博士を取得するなど、ほかの学習者の模範となる大きな成果を挙げ、高齢ながら、いまなお旺盛な学習意欲を継続している。

▽林芳男（八三、札幌市在住）

　様々な生涯学習の可能性に取り組むなど、積極的な学びや学習サークルを主宰する姿勢は多くの道民の模範となるものであり、いまなお、ほかの称号取得に向け学習を継続している。

▽金田英男（七三、帯広市在住）

　豊富な知識と経験を生かし、多くの講座の企画・運営や講師を務めるなど道民カレッジ生の先頭に立って学習活動に尽力している。

(関係団体 2015-12-14付)