道教委・柴田教育長が教育状況視察　頑張る生徒の姿に感心　オホーツク管内の３校訪問

（道・道教委 2016-02-12付）

介護実習に励む置戸高校生を激励

　【網走発】道教委の柴田達夫教育長は、四日から二日間にわたってオホーツク管内の教育状況を視察した。網走市、置戸町、清里町の小・中・高校三校を訪問し、授業を見学したほか児童生徒と交流。介護実習に励む置戸高校の生徒には「頑張って」と声をかけていた＝写真＝。

　初日は、置戸高校、二日目は清里町立清里小学校と網走市立網走小学校を訪問した。

　うち、置戸高でははじめに、町内のグループホーム「はなおけと」で介護実習に取り組む一年生二人の様子を見学。同施設では、三年前から同施設に赴いての実習を進めており、ことしは後藤雄大君と小川杏奈さんが、一日から五日間の日程で実習に励んでいる。

　柴田教育長は、施設を利用する高齢者にぴったりと寄り添い、笑顔で接している生徒の様子を眺めながら、置戸高の花田祐治校長と同施設の飯田常孝施設長から実習や施設の説明を受けた。

　また、柴田教育長は「出身地はどこ？」「ここで学んだことは何？」などと声をかけ、「頑張って」と介護福祉士を目指す生徒たちを励ましていた。

　介護実習を視察した柴田教育長は「高校一年生とは思えないほど大人」と信念をもち、しっかりとした口調で受け答えする生徒に感心するととともに、「地域で活躍する人材に育ってほしい」と期待していた。

(道・道教委 2016-02-12付)