来場者、１万人に到達！！　「フランス近代美術をめぐる旅」―函館美術館特別展

（道・道教委 2016-06-03付）

記念すべき１万人目の来場者に堤館長が記念品などを贈呈

　【函館発】道立函館美術館で開会中の特別展「フランス近代美術をめぐる旅」の来場者が一万人に達した。五月二十七日には、入場者一万人記念式典が執り行われた。記念すべき一万人目となった北出喜代彦さんには、堤邦雄館長から記念品のほか、十八日から開かれる特別展「画家の詩、詩人の絵」の招待券などが贈呈された＝写真＝。

　特別展「フランス近代美術をめぐる旅」は、開館三十周年記念・北海道新幹線開業記念と銘打ち、四月十六日に開幕した。「愛とやすらぎのために」をモットーに、国内屈指のコレクションで知られる、ひろしま美術館の所蔵作品の中から、印象派作品を中心に四十五作家六十一作品を展示している。

　記念すべき一万人目の来場者となった北出さんは、市内の公民館で絵手紙教室の講師を務めており、今回は生徒三人と感性を養う目的で同展を訪れた。「特別展にきたのは今回が三回目。記念の瞬間に当たったのは非常にうれしい」と、笑顔をみせていた。

　堤館長は「今回の特別展は優れた作品を鑑賞できる貴重な機会。一万人達成をきっかけに、より多くの方に来場してほしい」と期待した。

　特別展は十二日まで開催。

(道・道教委 2016-06-03付)