【解説】私立大の45%が定員割れ
(解説 2016-08-12付)

 今春の入学者が定員に満たなかった四年制私立大学は二百五十七校で、大学全体に占める割合は四四・五%となり、前年度より一・三ポイント上昇したことが日本私立学校振興・共済事業団の調査で分かった。同事業団では、「入学者数が二千人減少しており、平成三十年からの十八歳人口減少期に備え、学生募集の取組にさらなる工夫・努力が必要」としている。

同事業団が二十八年度に実施した「学校法人基礎調査」から、大学五百七十七校、短大三百十一校の入学者数等に関する項目のデータを集計した。

大学は集計学校数が二校減ったものの、入学定員、志願者、受験者、合格者、入学者のいずれも増加。そのうち、入学者数は一千百四十五人増加し、四十八万八千二百九人となった。

入学定員充足率は一〇四・四%で、〇・六ポイント下降し、定員割れの大学は二百五十七校と七校増加。大学全体に占める入学定員未充足校の割合は四四・五%となり、一・三ポイント上昇。定員を上回った大学は九校減少し三百二十校、定員の五割に満たない大学は同数の十三校だった。

 一方、短大は集計学校数が四校減の三百十一校と、五年度の四百九十四校をピークに毎年度減少。二十八年度は入学定員、志願者、受験者、合格者、入学者のいずれも前年度より減少し、入学定員充足率は九〇・一%で二・七ポイント下降。定員割れの短大は、全体の六六・九%を占める二百八校と、十五校増加。

道内では、大学の集計学校数は同数の二十五校。入学定員、合格者、入学者が増加。入学定員充足率は九七・〇%で、〇・三ポイント上昇。短大も十五校で増減がなく入学定員、志願者、受験者などすべて減少し、入学定員充足率も八九・九%で〇・六ポイント下降した。

(解説 2016-08-12付)

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