札幌市教委 札幌市立高校教育改革素案 29~39年度で新たな専門学科など検討 第1期で4学級程度削減も (市町村 2016-08-12付)
札幌市教委は、二十九年度から三十九年度までの市立高校の今後十年間程度の基本的な方向性の素案を打ち出した。九日に開かれた第四回市立高校教育改革方針検討会議で示したもの。二十九~三十三年度までを第一期、三十四~三十九年度までを第二期に位置付けた。第一期では、新たな専門学科・コースの設置や単位制の試行導入を目指すほか、学校規模の適正化として、三十二・三十三年度の二ヵ年で計四学級程度の削減見通しを盛り込んでいる。
市教委は十五年三月、市立高校学校教育改革推進計画を策定。十年間のビジョンや市立高校の基本的な方向性を示した。策定から十年以上が経過し、グローバル化など社会の状況が変化している中で、今日的な課題に対応した方針が必要となっていた。
このため、市立高校および中等教育学校を対象とした市立高校教育改革方針策定に向けて、同会議を設置。二十九年度から十年間程度の基本理念を示す改革ビジョンや、二十九~三十三年度を第一期、三十四~三十九年度を第二期に位置付け、各期間で取り組む具体的施策を示した実行プランをまとめることとした。
九日に開かれた第四回会合では、市教委が札幌市立高校教育改革方針の素案を提示。基本的方向性として、「生徒の個性や能力を伸ばす質の高い教育の充実」「社会に開かれた教育活動の推進」「学校の取組を支える仕組みの構築」の三点に取り組む方針を示した。
市立高校の今後十年間のイメージをみると、第一期で既存の専門学科・コースを充実させるほか、新たな専門学科・コースの設置、単位制の試行導入を目指すことを盛り込んだ。
また、石狩学区の三十二年度における中学校卒業者数が、二十七年度と比べて一千人近く減少することが見込まれる。こうした中、道立高校における学級削減の動きと歩調を合わせ、三十二・三十三年度の二ヵ年で合計四学級程度を削減する見通しを示した。
第二期では、現段階で流動的だが、全校を単位制とする案や、市立高校の特色ある専門学科・コースを組み合わせたプログラムの作成などを例に挙げている。また、三十七年度もしくは三十九年度で、学級削減も見込んでいる。
九月上旬に開かれる会合で、素案をまとめる予定。その後、市教委で案を作成し、教育委員会会議に報告するとともに、パブリックコメントを実施。来年三月までの成案化を目指す。
(市町村 2016-08-12付)
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