代表高校副校長・教頭研開く―道教委　教育行政と学校が一体に　河原高校教育課長呼びかけ

（道・道教委 2016-09-06付）

河原課長は、引き続き、講話も行った

　道教委は二日、道庁別館で二十八年度全道代表高校副校長・教頭研究協議会を開いた＝写真＝。あいさつに立った河原範毅高校教育課長は「課題解決のためには、教育行政と学校とが一体となって取り組むことが大事」と述べ、一層の連携を呼びかけた。

　本道の高校教育にかかわる教育行政上の課題などについて研究協議を行い、学校運営全般の改善・充実を目指すもの。

　道高校教頭・副校長会の本部役員・理事十六人が参加した。

　河原高校教育課長が開会あいさつ。教育をめぐる国の動きにふれ、「次期学習指導要領改訂に向けては、将来の予測が難しい社会にあって、これからの子どもたちが未来をつくり出していくため、主体的・対話的で深い学びを実現していくことが求められている」と述べた。

　道教委の取組として、「これからの時代に求められる資質・能力の育成・定着、教員の指導力の向上」に向けて、本年度から三年間、高校学力向上実践事業を実施していることを説明。授業実践講座への参加などを呼びかけた。

　また、「学力の向上をはじめ、課題は数多くあり、その解決のためには、教育行政と学校とが一体となって取り組むことが大事」と強調。

　「道高校教頭・副校長会と緊密な連携を図りながら、本道の高校教育の充実・発展のために頑張っていこうと考えているので、力添えをいただきたい」と求めた。

　このあと、河原高校教育課長が「今日的な教育課題について」と題し講話。

　また、各課等の担当者が教育行政上の課題について説明した。

(道・道教委 2016-09-06付)