【解説】2次試験は2日間に―英検(解説 2016-10-18付)
日本英語検定協会は、二十九年度から実用英語技能検定の二次試験を二日間日程で行うことを決めた。部活動の公式大会や学校行事などで日程が重複することに配慮したもの。新日程によって、大学や高校受験の出願に間に合うように成績表が届くことになる。
全国で団体受験をする中学校や高校が年々増加し、年に三回の検定では、「部活動の公式大会や学校行事などと英検の日程が重複することがあり、別日程で受験できないか」という要望が寄せられていた。
また、外部資格・検定試験の活用が広がり、大学・高校入試で英検のスコア提出が求められる可能性も高いことから、通常より一週間程度早まるA日程を設定。AO出願や推薦入試出願に間に合うように成績表が届く。第一回検定であれば七月十七日、第二回であれば十一月二十日に成績表が必ず届く設定とした。
団体申込の場合は、中学校・高校の受験者は全級A日程となり、小学校・その他の団体の受験者は一級・準一級はA日程、二級・準二級・三級の受験者はB日程となる。ただし、学校行事や部活動など公的な理由でA、Bそれぞれの指定日程で受験できない小学校・中学校・高校からの団体申込受験者は、学校長からの書面での依頼を提出することで、もう一方の日程に変更することが可能。
個人申込で一級・準一級の受験する本道在住者はA日程。二級・準二級・三級の受験者はいずれもB日程。
二十九年度の第一回の一次試験(本会場)は六月四日で、二次試験のA日程は七月二日、B日程は七月九日。第二回の一次試験(本会場)は十月八日、二次試験のA日程は十一月五日、B日程は十一月十二日。第三回の一次試験(本会場)は三十年一月二十一日、二次試験のA日程は二月十八日、B日程は二月二十五日。
(解説 2016-10-18付)
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