ジャパンチーズアワードで銅賞受賞 岩見沢農業高「フィバスの紅碧」 温度管理などこだわりの自信作(学校 2016-11-28付)
つくり上げたブルーチーズを手に、受賞を喜ぶ生徒たち
【岩見沢発】岩見沢農業高校(西田丈夫校長)食品科学科の生徒たちが製造したブルーチーズ「フィバスの紅碧(べにみどり)」が、全国コンテスト「Japan Cheese Award」青カビ部門で銅賞を受賞した。同コンテストでの銅賞受賞は、前回二〇一四年のコンテストに続く二度目。三年生の田畑春香さんは「完成したチーズは、カビがきれいに生えそろった自信作。自分たちの代でも受賞できてうれしい」と感想を述べていた。
同コンテストは、チーズプロフェッショナル協会が二十六年度から隔年で開催しているもの。全国のチーズ工房、牧場が出品し、今回、高校からの出品は同校のみ。
銅賞を受賞したブルーチーズ「フィバスの紅碧」は、同校で生産した生乳を使い、一年間で約百㌔㌘を製造した。手に取りやすく、食べやすいよう、小型にこだわった。商品名は、アナトー色素の紅色、空知の空色からヒントを得ている。
牛乳・乳製品製造専攻班の班長を務める田畑さんは「温度管理に時間がかかって大変だったが、満足のいくものができた」と笑顔。来年一月下旬、札幌東急百貨店で開かれるチーズの販売会に向け、「本年度も完売したい」と意気込んでいる。
指導に当たった渡部哲哉教諭は「空知はワインの名産地。もっと地域の人に親しまれるチーズをつくっていきたい」と話していた。
(学校 2016-11-28付)
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