28年度道スポーツ賞贈呈式 8個人、2団体に栄誉 おといねっぷ美芸クロカン部など(道・道教委 2017-01-30付)
優れた功績をたたえ、表彰状を授与した
道は二十五日、ホテルライフォート札幌で二十八年度北海道スポーツ賞贈呈式を挙行した。スポーツの振興に寄与した元札幌ゲートボール連合副会長の林四郎氏など個人四人、国内外のスポーツ競技大会で優れた成績を収めた女子バスケットボールの本川紗奈生選手など個人四人と女子カーリングのLS北見など二団体に道スポーツ賞が授与された。
同賞は、地域社会、職場における生涯スポーツや競技スポーツの振興に貢献し、顕著な事績を挙げた個人・団体、スポーツの競技会において特に優れた成績を収めた個人・団体に贈られるもの。昭和三十七年度に創設され、これまでに六百三十二人、百三十三団体が受賞している。
贈呈式では、はじめに山谷吉宏副知事が式辞。「本道ゆかりの選手の皆さんが、全国大会や世界大会などで活躍し、自らの可能性に挑戦する姿は、私たち道民に大きな感動と活力を与えてくれた」とその功績をたたえるとともに、「今後ともそれぞれの立場で大いに活躍されることを期待する」と呼びかけた。
続いて、山谷副知事が受賞者に表彰状と記念品を贈呈し、受賞者の功績をたたえた。
このあと、来賓として道議会環境生活委員会の安藤邦夫委員長と道体育協会の堀達也会長が登壇。安藤委員長は「選手としての日ごろのたゆまぬ努力、競技組織や大会運営のリーダーとしての精力的な活動などが、受賞につながったと思う。これまでの功績に対し、深く敬意を表するとともに、本道のスポーツ振興への貢献に感謝申し上げる」、堀会長は「皆さんには、まだまだ限りない挑戦の場が続くが、今後とも、北海道の希望として、私たちに夢と感動を与えてほしい」とそれぞれ祝辞を述べた。
最後に、受賞者を代表して林氏が謝辞。「今回の受賞は、私個人の力ではなく、札幌ゲートボール連合をはじめとした各団体の活動が評価されたものと思う。これもひとえに支えてくれた多くの仲間たちのおかげ」と感謝の気持ちを述べるとともに、「この受賞を到達点とせず、より一層、北海道のスポーツの普及、振興に尽力していきたい」と決意を示した。
受賞者・団体はつぎのとおり。=敬称略=
【スポーツの振興に寄与した個人・団体】
▼個人
▽岡部壽一(北斗市、道陸上競技協会会長ほか)
▽川端茂夫(札幌市、道体操連盟副会長ほか)
▽岸田昌洋(札幌市、元道パワーリフティング協会会長ほか)
▽林四郎(札幌市、元札幌ゲートボール連合副会長ほか)
【スポーツで優秀な成績を収めた個人・団体】
▼個人
▽本川紗奈生(㈱シャンソン化粧品)▽町田瑠唯(富士通㈱)▽長岡萌映子(富士通㈱)=リオデジャネイロオリンピック女子バスケットボール八位入賞
▽大田喜日向(おといねっぷ美術工芸高)=第六十五回全国高校スキー大会クロスカントリー競技男子一〇㌔㍍フリー優勝ほか
▼団体
▽LS北見=世界女子カーリング選手権大会準優勝
▽おといねっぷ美術工芸高校クロスカントリースキー部=第六十五回全国高校スキー大会男子リレー(四×一〇㌔㍍)優勝ほか
(道・道教委 2017-01-30付)
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