ダンスの指導法など学ぶ　道女子体育連盟が講習会

（関係団体 2017-08-28付）

３９人が受講し、資質・能力の向上へ学びを深めた

　道女子体育連盟（黒井育子会長）は十三日、札幌市立伏見中学校で二十九年度表現運動・ダンス講習会を開いた。全道各地から三十九人が参加。発達段階に応じたダンスの指導法などの講習を通して、資質・能力の向上を図った。

　「指導者の資質を高める」をテーマに、ヒップホップの基本ステップを中心にリズムダンスの講習法を行ったあと、「発達段階に応じた指導法」について、同連盟研究部の増山尚美氏と長谷川由樹氏、吉田摩里子氏が指導。「リズム遊び」「リズムダンス」「現代的なリズムのダンス」の三部構成で講習を行った。

　幼稚園から高校まで、系統性を明確にした指導の仕方について説明を受けたほか、音楽のロックのリズムに合わせた足じゃんけんなど、体育館を使った取組を伝えた。

　参加者は、ヒップホップの基本ステップから振付の工夫を学んだほか、グループで話し合ってそれぞれの作品を発表した。

　参加者は「発達段階に合わせ、場や曲の工夫をすることでリズムを体に慣れさせ、楽しく活動できると感じた」「実際の単元構成に即した参考になる内容だった」などと感想を述べていた。

(関係団体 2017-08-28付)