通信制高校フォーラム開く　独自の魅力アピール　学校別ブースで個別相談も

（関係団体 2017-10-19付）

「一人ひとりの興味・関心や生活のペースなどに対応できる」などと通信制高校の特色を紹介した

　道通信制高校連絡協議会（村田政孝会長）は十五日、札幌市産業振興センターで多様な学びを展開する通信制高校フォーラムを開いた。加盟八校の教員によるパネルディスカッションを行い、自由度の高さなど通信制高校の魅力をアピール。学校ごとにブースを設け、来場した生徒や保護者などの個別相談に応じた。

　連絡協議会は、時代の要請に応える通信制高校の教育の在り方を探究するとともに、その教育活動の充実を図り、生徒の進路選択の一助となることを目的にことし設立。

　通信制課程を設置する飛鳥未来高校、自由が丘三和高校、星槎国際高校、第一学院高校、とわの森三愛高校、日本航空高校、ヒューマンキャンパス高校、北海道芸術高校の道内八校が加盟している。

　この日のフォーラムでは、加盟八校の教員がパネリストとなり「通信制高校の魅力」「通いたい学校づくりへの思い」などをテーマにパネルディスカッションを行った。

　パネリストは「生徒の〝やりたい〟という気持ちを受け止め、それぞれに合った学びの場を提供している」「自由度が高い。一人ひとりに寄り添い、興味・関心や生活のペースなどに対応できる」などと通信制高校の魅力を訴えた。

　また、加盟八校がそれぞれブースを設置。来場者の個別相談に応じた。

　連絡協議会では、生徒や保護者、教員などへの情報提供のほか、教員の研修にも今後取り組んでいく考え。

(関係団体 2017-10-19付)