働き方改革アクション・プラン　部活動休養日を完全実施　池田町教委が独自に策定

（市町村 2018-07-03付）

　【帯広発】池田町教委は、学校における働き方改革「池田町アクション・プラン」をまとめた。道教委の北海道アクション・プランを受けて、町独自に行動計画をまとめたもの。部活動休養日の年間七十三日完全実施、定時退勤日の月二日以上の設定、学校閉庁日の年九日以上の設定などを盛り込んだ。

　学校教育の直接の担い手である教員が授業や授業準備などに集中し、児童生徒に対する指導の一層の充実を図りながら、学校教育の質を高めていく必要があることから策定。

　取組期間は三十～三十二年度。

　目標には、①部活動休養日の完全実施（年間七十三日）②変形労働時間制の活用③定時退勤日の月二日以上の設定④学校閉庁日の年九日以上の設定―の四点を掲げ、各学校での取組を促していく。

　教育長を座長に、教育委員会関係者、各小・中学校の校長・教頭で構成する学校における働き方改革推進委員会を設置し、取組の進捗状況の管理、検証を行い、必要に応じて見直しを検討するなど推進する。

　具体的な取組の中では、町立池田小学校と池田中学校に校務支援システムを年度内にも先行導入した上で、他校への導入を促進する。

　併せて、コミュニティ・スクールによる学校の支援制度の充実や、部活動の複数顧問の配置によって、教員の負担軽減を図る。

(市町村 2018-07-03付)