安全確保対策徹底を 川崎市の事件受け通知―道教委(道・道教委 2019-05-30付)
道教委は、28日に川崎市で登校中の児童らが殺傷された事件を受け、同日付で通知「通学路の安全確保対策の徹底について」を各教育局教育支援課長、道立学校副校長・教頭、市町村教委次・課長あてに発出した。昨年6月に国が示した登下校防犯プランを踏まえ、教育委員会、学校、家庭、地域住民、警察、自治体の関係部局が連携し、通学路の安全確保対策を徹底するよう求めている。
全国的に登下校中の幼児児童生徒が被害者となる事故が多く発生する中、28日に川崎市で、登校中の児童らが刃物で刺され、死傷する事件が発生した。
これを受けて道教委は、同日付で通知「通学路の安全確保対策の徹底について」を発出。昨年6月に登下校時の子どもの安全確保に関する関係閣僚会議がまとめた登下校防犯プランに基づき、登下校時の防犯対策に関する地域の連携の場の構築、通学路の合同点検の実施や、警察・教委・学校間など関係機関が連携した不審者情報の共有と迅速な対応など、取組の充実を図るよう求めた。
(道・道教委 2019-05-30付)
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