第2回地域コンソーシアム会議 住民に取組周知し活性化 2月、札幌で教育プログラム実施(関係団体 2020-01-29付)
委員5人が出席した
内閣府と連携し、本道の知財創造教育に関する事業を進める地域コンソーシアム会議の本年度第2回会合が24日、TKP札幌カンファレンスセンターで開かれた。委員5人が出席し、「地域主体の地域コンソーシアム構築に向けた具体検討」などを議題に協議。委員からは、各種メディアを使って地域住民に取組内容を周知し、事業の活性化につなげる必要性を示す声が上がった。このほか、2月12日に札幌市立宮の丘中学校で実施する本年度教育プログラムの内容などを申し合わせた。
地域コンソーシアム会議では、平成29年度から知財創造教育の実情調査、教育現場における教育プログラム実証などに加え、コンソーシアムが地域で自立的に活動を続けていくための課題について検討している。
本年度第1回会議では、「教員が“知財創造教育”に主体的に取り組むための環境整備」「秀でた尖った人材の育成の取組、活動の場」を議題に協議したほか、本年度教育プログラム実証計画について申し合わせた。
第2回会議には、委員5人とオブザーバーとして内閣府知的財産戦略推進事務局の中内大介参事官補佐が出席した。
冒頭、事務局を務める道発明協会の小砂憲一会長があいさつに立ち、今後の知財創造教育の在り方や地域主体のコンソーシアムの確立に向けてきたんのない意見を求めた。
議事に移り、「地域主体の地域コンソーシアム構築に向けた具体検討」を議題に協議。委員からは「各種メディアを使って地域住民に取組内容を周知するなど、成果の“出口”を明確にすることで、もっと事業が活性化していくのではないか」などの意見が挙がった。
また、本年度教育プログラムを2月12日に札幌市立宮の丘中(長内康志校長)で実施することを確認。対象は2年生32人程度で教科は美術。同校の友野直実教諭が身の回りの品に付けるオリジナル模様をデザインする授業を展開する。
授業後は、道発明協会による知財創造教育の説明会や意見交換会などを行う。
(関係団体 2020-01-29付)
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