元年度道教育実践表彰 受賞者の功績(道・道教委 2020-02-04付)
道教委の令和元年度道教育実践表彰(1月31日付1面既報)における、学校表彰受賞校と教職員表彰受賞者の功績概要はつぎのとおり。=敬称略=
【学校表彰】
▼小樽市立奥沢小学校(井村文俊校長)
長年にわたり、「たくましく やりぬく子」の育成を目指し、体育科の授業改善や休み時間等を活用した体力向上に向けた取組の推進に努めている。
特に、平成28年度から体育専科教員活用事業本務校として、体育専科教員を中心に、学習過程を工夫し、全学級の体育科の授業に見通し、学び合い、振り返りを確実に位置付けるとともに、児童が日常的に運動に挑戦することができる場を設置することによって、体力向上と運動に対する意欲の向上につながる取組の推進に大きな成果を上げている。
また、毎年、公開研究会を開催し、体育科の授業公開、研究協議ならびに外部講師による示範授業および講演会等を行い、体育科の授業改善を中心とした体力向上の取組の成果の普及に努めるなど、その実践は高く評価されている。
▼江差町立江差北小学校(大磯武志校長)
長年にわたり、「心豊かに学び、未来を拓く児童生徒」の育成を目指し、9年間で身に付けさせたい力を明確にした指導計画の作成や、発達の段階を踏まえ、小・中の接続を意識した指導方法の工夫等に取り組み、小中一貫教育の推進に努めている。
特に、中学校教諭による国語科・理科・体育科・外国語活動の乗り入れ授業や、小中合同の教師スタンダードによる指導方法の統一および家庭学習の手引を活用した家庭学習強化週間の取組によって、児童の学力および体力の向上に大きな成果を上げている。
また、ほっかいどう学力向上推進事業小中一貫教育支援事業指定校として、小中一貫教育公開研究会を毎年開催し、研究成果を広く普及するなど、その実践は高く評価されている。
▼旭川市立大有小学校(玉井一行校長)
長年にわたり、「意欲的に学ぶかしこい子、他を思うなかのよい子、ねばり強いたくましい子」の育成を目指し、チームとしての学校体制のもと包括的な学校改善の推進に努めている。
特に、“そろえる指導”を基盤として学習規律を統一するとともに、基本的な学習の流れを明記した「授業のキホン」の作成や、1枚で学校の決まりごとが分かる「よくわかる大有小」を作成し教職員や家庭で共有するなど、児童が安心して学ぶ環境づくりなどに大きな成果を上げている。
また、人材育成総合プログラムを独自に開発し、キャリアステージに応じた組織的・戦略的な人材育成の体制を構築するとともに、近隣の小学校と連携した日常授業の参観や校内研修を実施し、持続可能な授業改善を促進する体制を構築するなど、その実践は高く評価されている。
▼釧路市立中央小学校(塩住啓介校長)
長年にわたり、「次代の釧路を考えられる子ども」の育成を目指し、学校と地域が協働して児童の成長を支える学校づくりに取り組んでいる。
特に、平成26年度からコミュニティ・スクール導入に関する実践研究指定校として、地域コーディネーターを中心に地域人材との協力体制を整備し、自主防犯ボランティア団体「愛と幸せのネットワーク」や中央小学校子どもたちを育てる会などと連携した登下校の見守り活動やラジオ体操、年間を通じた読み聞かせの活動などに取り組み、児童の健全育成に大きな成果を上げている。
また、国語科と算数科において、漢字や四則計算を中心に達成目標を明確にした学校独自の中央小検定を実施するとともに、1日の学習時間を確認できる家庭学習カードを活用し、学習意欲を高めながら学習習慣の確立を図るなど、その実践は高く評価されている。
▼新十津川町立新十津川中学校(國行宏昭校長)
長年にわたり、「自分らしい生き方を求め、学び続ける生徒」の育成を目指し、対話を重視し、ともに学び合う指導の充実や地域の人・もの・ことを積極的に活用した教育活動の推進に努めている。
特に、3年間の系統性をもたせたキャリア教育では、「地域の中で生きる私たち~自己の生き方を考える」をテーマに、第1学年の新十津川町PR活動、第2学年の町内の大人から学ぶ職場体験、第3学年の岩手県の被災地訪問など、人間の生き方について学び、生徒がふるさとや他者に何ができるのかを考える活動を通して、自己肯定感や社会参画意識の向上を図る取組に大きな成果を上げている。
また、学校を中核とした地域総ぐるみで生徒を育てるシステムづくりを推進し、地域、保護者、学校、行政が互いに役割と責任を分担・協働し、生徒が自分らしく生き生きと学ぶ充実した学習環境の整備を進めるなど、その実践は高く評価されている。
▼江差町立江差北中学校(太多弘之校長)
長年にわたり、「心豊かに学び、未来を拓く児童生徒」の育成を目指し、9年間で身に付けさせたい力を明確にした指導計画の作成や、発達の段階を踏まえ、小・中の接続を意識した指導方法の工夫等に取り組み、小中一貫教育の推進に努めている。
特に、小学校教諭による数学科の乗り入れ授業や、数学科における小学校と合同で作成した9年間を見通した年間指導計画に基づく授業改善、教師スタンダードによる指導方法の統一および『家庭学習の手引』を活用した家庭学習強化週間の取組によって、生徒の学力向上に大きな成果を上げている。
また、ほっかいどう学力向上推進事業小中一貫教育支援事業指定校として、小中一貫教育公開研究会を毎年開催し、研究の成果を広く普及するなど、その実績は高く評価されている。
▼岩見沢農業高校(廣瀨之彦校長)
学校教育目標を「自己の能力に自信を持ち、生きがいを感じ、明るく豊かな生活と社会を築くことのできる人間を育てる」と掲げ、次代の農業教育および農業に関連する産業人の育成を進めている。
特に、文部科学省スーパーサイエンスハイスクール支援事業の指定を受け、大学や研究機関等と連携した先進的な農業教育の促進や、国際性を高めるための積極的な国際交流を核とした農業科学教育プログラムの開発と実践を行い、生徒の課題解決能力や論理的思考力、国際性の育成や、持続可能な農林業とするための科学技術の習得につながる視点の獲得に大きな成果を上げている。
また、ICTを活用した探究活動、スマート農業の推進、グローバルGAPの認証取得、HACCPによる衛生管理、農業クラブ等での発表、幼・小・中学校との連携など、次代の農業に関連する産業人の育成や地域と連携した教育活動は、学習成果を地域社会へ還元する実践として高く評価されている。
▼清里高校(清水公久校長)
平成27~29年度の3年間にわたり、小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業の指定を受け、地域連携の強さを生かしたキャリア教育の推進に努めた。事業においては、小・中・高校の発達段階に応じたねらいや内容を設定し、小・中・高校と地域が連携してインターンシップを実施する取組や、地域の食材を利用したふるさとレシピ(じゃがせん)を開発・販売する取組などの実践を行うとともに、JA清里町職員や東京農業大学教授を出張授業の講師に招き、地域の歴史や特色、活性化に向けた魅力づくりに関する理解を深めるなど、生徒の主体的な学びを推進する上で大きな成果を上げた。
また、30年度からは、学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとして地域との連携体制を構築し、国際理解教育や地域と一体となったキャリア教育の推進、地域ボランティアを活用した教育活動の充実を図るなど、その実践は高く評価されている。
【教職員表彰】
▼長美樹子(奥尻町立青苗幼総括主任教諭)
長年にわたり、幼稚園の教諭および総括主任教諭として、高い専門性をもち、幼児の特性を踏まえた創意工夫ある教育活動を展開するとともに、家庭や地域と連携を図り、幼児一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援の充実に取り組んでいる。
特に、幼児の興味・関心を引き出す環境構成の工夫や主体的な遊びを展開できる援助の工夫など、豊富な経験と研究成果に基づいて、幼児の主体性を育てる教育を実践するとともに、園内研修の講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、幼稚園教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、平成29年度檜山管内公立幼稚園・こども園教育研究大会において事務局長を務め、大会運営の中心となって事務局をけん引し、幼稚園教育の活性化に大きく貢献するなど、その実践は高く評価されている。
▼横川華(新得町立新得幼教諭)
長年にわたり、幼稚園教諭として高い専門性をもち、幼児の特性を踏まえた創意工夫ある教育活動を展開するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、幼児が遊びを通じて積極的に人とかかわり、思いやりや優しさを育む指導を実践するとともに、家庭や地域と連携して、母親教室や子育て相談による子育て支援のほか、地域の教育資源を生かして、お年寄りや地域との多様な交流活動を行い、心豊かな幼児の育成に尽力するなど、幼稚園教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、幼稚園新規採用教員研修において講師を務め、豊かな経験と研究成果に基づいて、若手教員に対して指導助言を行うなど、後進の育成にも力を入れており、その実践は高く評価されている。
▼田中美乃里(倶知安町立倶知安小養護教諭)
小学校の養護教諭として、保健指導や健康相談など、児童に寄り添った保健室経営に尽力するとともに、保健体育の授業において、専門的な知識に基づいた分かりやすい指導を実践するなど、健康教育の充実に取り組んでいる。
特に、児童が抱える諸問題の解決に向け、校内の教職員をはじめ、保護者や地域の関係機関等と連携した一体的な取組において、優れた指導力を発揮するとともに、がん教育に関する授業において、町の保健師等と連携を図り、がんと生活習慣を関連付けながら、専門的な指導を行うなど、その実践は他の模範となっている。
また初任段階養護教諭研修の講師として、後志管内の養護教諭に対して、豊富な経験に基づいた指導助言を行い、若手教員の育成に中核的な役割を果たすなど、その実践は高く評価されている。
▼河毛留美(苫小牧市立明徳小教諭)
長年にわたり、小学校教諭として、道徳教育の推進体制の整備や授業改善に取り組むとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、道道徳教育研究大会において、道徳の教科化に向けた授業づくりについて指導助言を行い、教員の資質・能力の向上を図るなど、道徳教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、苫小牧市教育研究所の授業改善スーパーバイザーとして、苫小牧市内の教員に対して、道徳の授業改善に関する指導助言や模範授業を行い、道徳教育の指導力向上に努めるなど、その実践は高く評価されている。
▼坪谷正樹(函館市立八幡小主幹教諭)
長年にわたり、小学校教諭として、学習指導の充実を図っている。平成29年度からは主幹教諭として、学校力向上に関する総合実践事業の推進に取り組み、学校組織の改善・充実や人材育成に尽力している。
特に、ミドルリーダーとして、児童の学習規律や望ましい生活習慣の確立を目指した「八幡スタンダード」の定着に向けて、日常的に授業を参観し、教職員に指導助言を行うとともに、メンターチームを活用した人材育成に努めるなど、学校組織の活性化に大きな成果を上げている。
また、全国小学校理科研究協議会研究大会、道小学校理科教育研究大会などにおいて、理科教育における今日的な課題解決を図るための指導の在り方などについて提言発表を行って教員の指導力向上を図るなど、その実践は高く評価されている。
▼伊藤綾子(七飯町立七重小栄養教諭)
長年にわたり、小・中学校の栄養教諭として、学級担任とのチーム・ティーチングによって、児童生徒に食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けさせるなど、食に関する指導の充実に努めるとともに、文部科学省委託つながる食育推進事業において、学校・家庭・地域が連携した食育の実践モデルを構築するなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、七飯町の食材を学校給食に活用する「プレミアムななえデー」の実施など、学校給食に地場産物を取り入れて、指導に生かすとともに、PTA食育教室、親子料理教室などのイベントを企画立案し、家庭における食習慣の改善に尽力するなど、食に対する教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会において、食に関する指導を充実させるための栄養教諭のかかわり方について、豊富な経験に基づいた研究発表を行い、栄養教諭の指導力向上に尽力するなど、その実践は高く評価されている。
▼佐藤元希(羽幌町立羽幌小教諭)
小学校教諭として、楽しく学び、分かる授業づくりに積極的に取り組み、児童の基礎・基本の定着を図る教育活動の推進に努めるとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、算数の指導において、児童が目的意識をもって主体的に取り組む算数的活動の充実に努めるなど、授業改善に取り組むとともに、学習習慣の定着を図るため、朝学習や放課後学習を継続的に行い、困り感のある児童にきめ細かな指導を行ったり、『家庭学習の手引き』を保護者に配布して、家庭学習の充実に尽力するなど、児童の学力向上に大きな成果を上げている。
また、留萌管内教育研究所の研究協力員として、算数の授業公開を行い、研究内容を広く普及させるなど、その実践は高く評価されている。
▼松原美穂(枝幸町立枝幸小教諭)
長年にわたり、小学校教諭として、外国語活動・外国語教育の指導の充実に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、グローバル化に対応した英語教育指導力向上研修において、英語教育推進リーダーとして、オールイングリッシュで行われる研修講座の講師を務め、外国語活動・外国語に関する指導方法等の普及に取り組むなど、外国語活動・外国語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、稚内市教育研究所英語教育プロジェクト会議の構成員として、新学習指導要領の移行期間における指導方法の研究に取り組み、宗谷管内の小学校の校内研修において、自ら作成した指導計画の例をもとに、授業づくりに関する指導助言を行うなど、その実践は高く評価されている。
▼熊﨑高士(網走市立網走小教諭)
長年にわたり、小学校教諭として、外国語活動・外国語教育の指導の充実に尽力するとともに、学校力向上に関する総合実践事業実践指定校のミドルリーダーとして、組織的・計画的な学校改善に尽力するなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、英語教育推進リーダーとして、他校における外国語活動・外国語の授業指導や学習評価の改善方法について指導助言を行うとともに、オールイングリッシュで行われる外国語活動・外国語の研修講座の講師を務めるなど、外国語活動・外国語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、ミドルリーダーとして、学校力の向上に向け、日常授業の改善や学習規律の徹底に尽力するとともに、校内研修を企画立案し、若手教員の育成に中核的な役割を果たすなど、その実践は高く評価されている。
▼佐藤朋弥(遠軽町立遠軽小教諭)
小学校教諭として、外国語活動・外国語教育の指導の充実に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、遠軽町の小学校外国語活動巡回指導教員として、自ら模範授業を行い、学習目標の達成に向けた授業改善について、各教員に具体的なイメージをもたせるとともに、チーム・ティーチングによるきめ細かな指導やALTと連携した指導方法の工夫改善に取り組むなど、遠軽町の小学校外国語活動・外国語に関する指導の充実に中心的な役割を果たしており、その実践は高く評価されている。
また、グローバル化に対応した英語教育指導力向上研修において、英語教育推進リーダーとして、オールイングリッシュで行われる研修講座の講師を務め、外国語活動・外国語に関する指導方法等の普及に取り組むなど、外国語活動・外国語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
▼水野宏美(広尾町立広尾小教諭)
長年にわたり、小学校教諭として、学力向上に向けた取組の中核的な役割を担い、授業改善や職員研修に積極的に取り組むとともに、道徳教育の指導の充実に尽力するなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、ほっかいどう学力向上推進事業(授業改善等支援事業)の担当者として、校内研修の充実、ICTの活用、学習規律の徹底に向けた取組等、学力向上に向けた教育環境づくりに中心となって取り組むなど、その実践は高く評価されている。
また、道徳教育推進教師として、自校の道徳教育の推進体制の整備や指導計画の改善に取り組むとともに、道徳教育推進教師研修の講師として十勝管内の教員に豊富な経験に基づいた指導助言を行うなど、道徳教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
▼山形愛(根室市立北斗小教諭)
小学校教諭として、外国語活動・外国語教育の指導の充実に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、小学校外国語活動巡回指導教員として、根室市内8校を巡回し、チーム・ティーチングによる指導や模範授業を行い、豊富な経験に基づいた指導助言を行うなど、外国語活動・外国語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、教育課程改善セミナーの講師として、外国語活動・外国語に関する授業づくりや評価方法について指導助言を行い、根室管内の教員の指導力向上を図るなど、その実践は高く評価されている。
▼畠山泰之(岩見沢市立東光中主幹教諭)
長年にわたり、中学校の英語教諭として、生徒の英語力を向上させる創意工夫ある教育活動を展開するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、英語学習に対する生徒のモチベーション向上に向けた取組や英語による言語活動を中心とした指導方法の工夫改善等、英語教育推進リーダー中央研修で学んだ成果を生かした授業を実践し、生徒の英語力向上に尽力するなど、英語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、グローバル化に対応した英語教育指導力向上研修において、英語教育推進リーダーとして、オールイングリッシュで行われる研修講座の講師を務め、英語に関する指導方法等の普及に取り組み、教員の指導力向上を図るなど、その実践は高く評価されている。
▼鹿糠昌弘(美唄市立美唄中教諭)
長年にわたり、中学校の社会科教諭として、地域の自然、歴史、文化、産業などの教育資源を活用して、郷土に対する愛情や誇りを育むふるさと教育の充実に取り組むなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、教科指導において、本年度、日本遺産に認定された炭鉄港など、生徒にとって身近な地域の教育資源を教材として積極的に活用し、地域に対する生徒の興味・関心を引き出すとともに、地域への愛着と誇りをもち、心豊かに生きる生徒の育成に努めるなど、その実践は高く評価されている。
また、道社会科教育研究大会において、地域資源を活用し、社会的事象を多面的・多角的にとらえ理解する授業づくりについて提言発表を行い、教員の指導力向上を図るなど、社会科教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
▼矢木美奈子(北見市立高栄中教諭)
長年にわたり、中学校の英語教諭として、英語教育の指導の充実に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、平成30年度から、小学校外国語活動巡回指導教員として、北見市内9校を巡回し、チーム・ティーチングによる指導や模範授業を行い、豊富な経験に基づいた指導助言を行うなど、外国語活動・外国語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、グローバル化に対応した英語教育指導力向上研修において、英語教育推進リーダーとして、オールイングリッシュで行われる研修講座の講師を務め、英語に関する指導方法等の普及に取り組むなど、その実践は高く評価されている。
▼佐藤千秋(帯広市立帯広第八中主幹教諭)
長年にわたり、中学校の英語教諭として、英語教育の指導の充実に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、生徒同士によるペア学習、グループ学習のほか、ALTを積極的に活用して、英語によるコミュニケーション能力の向上に尽力するなど、英語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、十勝管内のみならず、他の管内における研究会の講師として、英語の授業づくりや効果的なアクティビティ等について積極的に指導助言を行い、教員の指導力向上に尽力するなど、その実践は高く評価されている。
▼田村浩文(幕別町立幕別中教諭)
長年にわたり、中学校の英語教諭として、英語教育の指導の充実に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、平成30年度から小学校外国語活動巡回指導教員として幕別町や芽室町の小学校を巡回し、チーム・ティーチングによる指導や模範授業を行い、豊富な経験に基づいた指導助言を行うなど、外国語活動・外国語に関する教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、十勝教育研修センター研修講座などの講師を務め、十勝管内の教員に豊富な経験に基づいた指導助言を行い、教員の指導力向上に尽力するなど、その実践は高く評価されている。
▼林田伸一(弟子屈町立弟子屈中教諭)
長年にわたり、中学校の英語教諭として、英語教育の指導の充実に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、生徒の英語に対する興味・関心を高め、主体的に学習に取り組むよう、生徒同士によるグループ学習やALTと連携した授業など、指導方法の工夫改善に取り組むとともに、弟子屈町イングリッシュキャンプにおいて、町内の小・中・高校の児童生徒が英語を用いて行う体験的活動のプログラム開発に尽力するなど、英語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、グローバル化に対応した英語教育指導力向上研修において、英語教育推進リーダーとして、オールイングリッシュで行われる研修講座の講師を務め、英語に関する指導方法等の普及に取り組むなど、その実践は高く評価されている。
▼原奈穂子(根室市立光洋中教諭)
長年にわたり、中学校および特別支援学校の教諭として、特別な教育的支援を必要とする生徒に対する指導方法の工夫改善に取り組むとともに、保護者や関係機関と連携しながら、個に応じた指導の充実を図るなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、特別支援教育コーディネーターとして、校内体制の整備や校内研修の充実に取り組むとともに、保護者や関係機関と連携を図り、生徒一人ひとりの障がいの特性に応じたきめ細かな指導を実践するなど、特別支援教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、特別支援教育基本セミナーの講師として、授業づくりや教材・教具の工夫、個別の指導計画を活用した指導等について、根室管内の教員に豊富な経験に基づいた指導助言を行うなど、その実践は高く評価されている。
▼吉川浩之(長沼高教諭)
長年にわたり、高校理科教諭として、地域の自然や地域人材を積極的に活用し、地域との交流を通じて、生徒に自然や生命の大切さについて学ばせる環境教育に尽力するなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、大学、官公庁等と連携を図り、大学教員によるキノコの生態に関する講義や長沼町職員による遊水地にタンチョウを呼び戻す取組にかかる現地調査を授業に取り入れるなど、地域の教育資源を活用して生徒の学習意欲の向上を図っており、その取組は他の模範となっている。
また、道高校理科研究会において、研究主題「ヒトを題材にした遺伝の授業プラン~メンデル遺伝からタンパク質合成まで」を掲げ、生徒が主体的に生物の学習に取り組む授業改善について研究発表を行い、取組の成果を全道に広く普及させるなど、その実践は高く評価されている。
▼福士公一朗(札幌北高教諭)
長年にわたり、高校の理科教諭として、教科指導の充実に尽力するとともに、教務部長として、生徒の資質・能力向上に向けたカリキュラム・マネジメントに中心となって取り組むなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、文部科学省委託「教科等の本質的な学びを踏まえたアクティブ・ラーニングの視点からの学習・指導方法の改善のための実践研究」において、アクティブ・ラーニングの視点を様々な形態で取り入れた授業を実践し、主体的・対話的で深い学びの実現に尽力するとともに、アクティブ・ラーニング&カリキュラム・マネジメントサミットにおいて研究発表を行い、取組の成果を広く普及させるなど、教育の質の向上に大きく貢献している。
また、教務部長として、生徒に身に付けさせるべき資質・能力を明確にするとともに、新学習指導要領の趣旨を生かした教育課程の編成に取り組むなど、その実践は高く評価されている。
▼池下美由紀(札幌啓成高養護教諭)
長年にわたり、高校の養護教諭として、保健指導や教育相談の充実に尽力するとともに、研修講師として、保健室経営や教育相談について、他の養護教諭への指導助言を行うなど、養護教諭の専門性の向上に取り組んでいる。
特に、学校で作成した支援シートを活用して、他の教員と生徒の情報を共有したり、学校保健活動マニュアルを作成して職員に周知徹底を図るなど、教職員が一体となった学校保健活動の推進体制を確立。
また、アサーション・トレーニングなどのカウンセリング手法を活用し、生徒に対する効果的な教育相談を行うなど、健康教育の充実に大きな成果を上げている。
初任段階養護教諭研修、養護教諭10年経験者研修等の講師として、関係機関と連携を図った保健指導や生徒に寄り添った教育相談等など豊富な経験に基づいた指導助言を行い、全道の養護教諭の専門性の向上を図るなど、その実践は高く評価されている。
▼水尻孝雄(恵庭北高教諭)
長年にわたり、高校の英語教諭として、生徒が英語に興味・関心をもち、積極的に授業に参加できるよう、授業方法や教材の工夫改善に取り組んでいる。
特に、授業の中でペアワークやグループ学習を効果的に取り入れ、英語を使用したプレゼンテーションやマップづくりなど、生徒が主体的に英語を使用する機会を数多く設定し、生徒の学習意欲の向上を図るとともに、道高校英語教育研究会の講師として、取組の成果を全道に広く普及させるなど、英語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、恵庭市内の中学校において出前授業を実施するとともに、中学校の英語研究会に参加して、中高連携の視点から、英語教育の指導内容や指導方法について、中学校教員に指導助言するなど、その実践は高く評価されている。
▼徳橋孝之(北広島西高主幹教諭)
長年にわたり、高校の英語教諭および主幹教諭として、主体的・対話的で深い学びの視点を踏まえた授業改善に取り組むとともに、教務部長として、授業の評価分析を繰り返し行い、効果的な指導方法を探究するなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、授業の中で少人数によるグループ学習を取り入れ、生徒の関心・意欲を高め、協働的に学ぶ授業を実践し、主体的・対話的で深い学びの実現に取り組むとともに、生徒の学力の推移を細かく分析し、学力が不足している生徒に対して、義務教育の内容を学び直す機会を設定して、基礎的・基本的な学力を確実に身に付けさせるなど、英語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、グローバル化に対応した英語教育指導力向上研修において、英語教育推進リーダーとして、オールイングリッシュで行われる研修講座の講師を務め、英語に関する指導方法等の普及に取り組み、教員の指導力向上を図るなど、その実践は高く評価されている。
▼松藤邦彦(北広島西高教諭)
長年にわたり、高校の国語科教諭として、教科指導の充実に努めるとともに、特別な教育的支援を必要とする生徒に対する支援に尽力するなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、特別支援教育コーディネーターとして、学校で独自に開発したチェックリストを用いて複数の教員が生徒の情報を共有できる体制づくりに取り組むとともに、教育相談を積極的に実施して、支援が必要な生徒を早期発見し、迅速な対応に当たるなど、高校における特別支援教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、北広島市内の小・中学校や関係機関との連携に努め、指導の充実を図るとともに、特別支援教育充実セミナーにおいて研究発表を行うことで取組の成果を広く普及させるなど、その実践は高く評価されている。
▼森康治(静内高教諭)
高校の地理・歴史科および公民科の教諭として、新学習指導要領を踏まえた主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に率先して取り組むとともに、生徒指導部長として、生徒が落ち着いて学校生活を送ることができるよう、生活規律の徹底・基本的な生活習慣の定着に尽力している。
特に、生徒指導部長として、組織的な生徒指導体制の構築のほか、校内研修を計画的に実施して、教育相談の充実に努めるとともに、日高管内高校教育研究会において研究発表を行い、取組の成果を広く普及させるなど、生徒指導の振興と充実に大きく貢献している。
また、新ひだか町健全育成指導員、新冠町健全育成委員会委員を務め、校内のみならず、地域における青少年の健全育成に尽力するなど、その実践は高く評価されている。
▼桜井みちる(函館中部高教諭)
長年にわたり、高校の英語教諭として、授業改善や教材研究に取り組むとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、オールイングリッシュによるコミュニケーション主体の授業や4技能(聞く・読む・話す・書く)を伸ばす授業の実践など、指導方法の工夫改善に努めるとともに、英語クラブの顧問として優れた指導力を発揮し、ディベートやスピーチコンテストで生徒が全国大会出場を果たすなど、英語教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、グローバル化に対応した英語教育指導力向上研修において、英語教育推進リーダーとして、オールイングリッシュで行われる研修講座の講師を務め、英語に関する指導方法等の普及に取り組み、教員の指導力向上を図るなど、その実践は高く評価されている。
▼中川卓(士別翔雲高教諭)
長年にわたり、高校の保健体育科教諭として、教科指導はもとより、地域に根ざしたキャリア教育の実践に取り組むとともに、部活動指導において、優れた指導力を発揮して、生徒が全国大会で優勝や上位入賞を果たすなど、教育活動の充実に尽力している。
特に、キャリア教育の一環として、地元企業や関係機関と共同で商品開発した士別市の特産品を、見学旅行先の東京都内において、生徒自ら配布して士別市をPRするなど、生徒の郷土愛・地域に貢献する心を育み、地域を担う人材を育成する取組は他の模範となっている。
また、ウェイトリフティング部の顧問として、技術や体力の向上だけではなく、人間性や社会性の向上を目指した部活動指導に努め、着任以来、毎年度、全国大会出場を果たすなど、その実践は高く評価されている。
▼山本ゆりか(礼文高養護教諭)
長年にわたり、中学校および高校の養護教諭として、高い専門性をもち、保健管理や保健指導の充実に取り組むとともに、性に関する指導の重要性・必要性を踏まえ、指導方法の工夫改善に努めるなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、性に関する指導において、礼文町の保育所、小学校、中学校および高校で一貫した指導を行うため、地域全体の指導計画を整備して、発達段階に応じた効果的な指導を行うとともに、自校において、生徒の自尊心を高めるWYSH教育を導入し、生徒一人ひとりの性に関する意識・行動の変容を図るなど、その実践は高く評価されている。
また、町の保健師と連携した健康教育講座の実施やアサーション・トレーニング等のカウンセリング手法を活用した教育相談など、豊富な経験に基づいた保健指導を実践するとともに、研修会の講師として、取組の成果を広く普及させるなど、養護教諭の資質・能力の向上に大きく貢献している。
▼鈴木知樹(津別高教諭)
長年にわたり、高校の保健体育科教諭として、教科指導の充実に努めるとともに、地域と連携した教育を実践して、地域を担う人材の育成に積極的に取り組むなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、道高校OPENプロジェクトにおいて、津別町の教育資源を生かした学校設定科目「つべつ学」のプログラム開発に取り組み、生徒が地域の関係機関と連携・協働しながら、主体的に課題解決を図る授業を実施して、地域の活性化を図るなど、その実践は高く評価されている。
また、初任段階教員研修の講師などを務め、豊富な経験に基づいた指導助言を行うなど、オホーツク管内の保健体育科教員の資質能力の向上に大きく貢献している。
▼渡辺篤志(真駒内養護事務主任)
長年にわたり、高校および特別支援学校の事務職員として正確かつ迅速な事務処理に努めるとともに、研修講師として他の事務職員への指導助言を行うなど、学校事務職員の資質・能力の向上に尽力している。
特に、道公立学校事務職員協会の研究部員として、防災や危機管理等の研究に精力的に取り組むとともに、全道の研究大会で研究発表し、取組の成果を広く普及させるなど、学校事務の改善・充実に大きく貢献している。
また、各種研修会の講師を務め、後進の指導にも力を入れており、参加者の理解を深めるため、ケースメソッド、ワールドカフェ等の方式を積極的に取り入れて、学校事務職員の職能向上に尽力するなど、その実践は高く評価されている。
▼大谷幸枝(小樽高等支援主幹教諭)
長年にわたり、特別支援学校の教諭および主幹教諭として、関係機関や地域と連携を図りながら、障がいのある生徒一人ひとりの状態に応じたきめ細かな指導に取り組むとともに、キャリア教育の充実に尽力するなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、特別支援教育コーディネーターとして、学科内や学科間等の校内調整のみならず、関係機関や地域とのネットワークづくりに取り組むとともに、特別支援教育パートナー・ティーチャー派遣事業における派遣教員として、後志管内の中学校や高校を訪問して、日常の指導に役立つ指導内容や指導方法について指導助言するなど、特別支援教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、生徒の進路実現のため、校内に設置されたカフェにおける接客学習や地域の清掃活動など、地域とのかかわりを深めながら、生徒の自己有用感を高めたり、自立と社会参加のために必要な知識・技能を生徒に身に付けさせるなど、その実践は高く評価されている。
▼山田みゆき(今金高等養護教諭)
長年にわたり、中学校および特別支援学校の教諭として、障がいのある生徒に対する授業研究や教材研究に取り組み、指導方法の工夫改善に尽力するとともに、研修講師として、学習指導の方法やその内容について、他の教員への指導助言を行うなど、教員の指導力向上に取り組んでいる。
特に、檜山教育局の特別支援教育スーパーバイザー・アシスタント・コーディネーターとして、檜山教育局や道立特別支援教育センター主催の研修の講師を務め、豊富な経験に基づいた指導助言を行うなど、特別支援教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、特別支援教育パートナー・ティーチャー派遣事業における派遣教員として、檜山管内の小・中・高校を訪問し、授業参観や発達検査等を通して、児童生徒の実態把握を行い、日常の指導に活用できる具体的な指導方法について指導助言を行うなど、その実践は高く評価されている。
▼中村章宣(中札内高等養護教諭)
長年にわたり、特別支援学校の教諭として、職業学科の生徒に専門的な技術・技能を習得させるとともに、地域と連携した教育や進路指導の充実を図るなど、創意工夫ある教育活動を展開している。
特に、地域連携学習として、公共施設等の除雪ボランティアや農産物の出張販売など、地域貢献や地域との交流に積極的に取り組むとともに、全国・全道の研修会において提言発表を行い、実践内容を広く普及させるなど、特別支援教育の振興と充実に大きな成果を上げている。
また、生徒の進路実現のため、企業や関係機関と連携して現場実習や職業相談の充実に取り組み、卒業後の支援体制を構築して就職した生徒の職場への定着を図るなど、その実践は高く評価されている。
(道・道教委 2020-02-04付)
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