札幌市2年度当初予算案の教育関連事業(4)(市町村 2020-02-10付)
▼教育委員会
▽高校改革=1700万円
進路探究学習の推進、市立高校合同説明会の実施、高校と企業等の連携を推進する市立高校コンシェルジュの配置、大通高校の外部人材活用など。
▽公立夜間中学関係=200万円
公立夜間中学の設置に向けた調査、検討。
▽教育課程等推進=3300万円
学校支援体制の充実、小中連携・一貫教育の推進、日本語指導ボランティア派遣による帰国・外国人児童生徒への支援、児童生徒の体力・運動能力向上に向けた運動・スポーツ機会の拡充。
▽外国語指導助手関係=5億2100万円
123人(増員3人)。
▽算数にーごープロジェクト=3億400万円
全市立小学校の5・6年生における25人程度の算数少人数指導の実施および市独自カリキュラムの整備。
▽特別支援教育=5400万円
特別な教育的支援を必要とする児童生徒の教育の推進、医療的ケアが必要な児童生徒に対する支援体制の拡充。
▽学びのサポーター活用=1億9000万円
特別な教育的支援が必要な子どもに学校生活上の支援を行うための学びのサポーター等の配置。
▽山の手養護学校移転(新規)=8000万円
山の手養護の道医療センター新病棟等への移転。
▽スクールカウンセラー活用=2億6300万円
いじめや不登校等の課題に対応する臨床心理の専門的知識を有するスクールカウンセラーの配置。
▽スクールソーシャルワーカー活用=2500万円―関係機関と連携して子どもや家庭の支援体制を整備するためのスクールソーシャルワーカーの配置。
▽運動部活動外部人材活用=6100万円
顧問の確保が困難であり、運動部の継続または新設が難しい中学校に対する部の運営・技術指導を行う外部顧問および特別外部指導者の派遣。
▽相談支援パートナー事業=1億100万円
不登校の子どもや家庭に対するきめ細かな支援を行う相談支援パートナー及び担当区の小学校の不登校支援についての指導助言などを行う相談支援リーダーの配置。
▽進路探究オリエンテーリング事業費=900万円
専修学校・各種学校と連携した夏休み期間等における中学生対象の職業体験講座の実施。
▽観察・実験アシスタント=1200万円
小学校の理科の学習における観察・実験活動の充実を目的とした外部人材の活用。
▽いじめ対策・自殺予防=1400万円
教職員への研修、関係機関との連携協力会議の開催およびネットパトロールの実施。
▽課題探究的な学習モデル研究=2400万円
中等教育学校におけるIBカリキュラムや情報通信機器を活用した課題探究的な学習モデルの研究。
▽学校図書館活用促進=8300万円
学校図書館の活用を促進し、児童生徒の読書活動の充実を図ることを目的とした図書館の環境整備等を担うボランティアの派遣および学校図書館司書の配置。
▽教育センター運営管理=5500万円
特別な支援を必要とする子どもへの相談を総合的に行う体制の整備。
▽幼児教育センター関係=4200万円
市立幼稚園9園における預かり保育の実施。
▽奨学金支給費=1億1900万円
奨学金支給者数1500人(200人増)。
▼中央図書館
▽仮称・読書活動推進・図書館振興計画策定=270万円
市民の読書活動への支援を総合的に進めるため、図書館の運営やサービスの基本的な考え方を示すとともに、社会全体で子どもの読書活動を支える環境を整える計画を策定。
▽読書チャレンジ・子どもの読書活動推進=660万円
図書館デビュー事業、子どもの読書支援セミナー等の実施。
(連載おわり)
(市町村 2020-02-10付)
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