美唄市内小・中へ建設業者　子ども用マスク等寄贈　学校再開に向け活用約束

（コロナウイルス関連 2020-05-29付）

板東市長（右）に難波江副社長（右から２人目）がマスクなどを寄贈

　【岩見沢発】美唄市内の小・中学校は２５日、恵庭市の建設業者・＝玉川組から子ども用マスクと次亜塩素酸水の寄贈を受けた。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、入手が困難となっている子ども用マスクを支援するため企画されたもので、市内小・中学校の児童生徒約１０５０人の感染対策に活用する。天野政俊教育長は「学校の本格的な再開に向け、有効に活用したい」と謝意を示した。

　取組は、市内で工事を行う玉川組が地域貢献活動の一環として行ったもの。

　当日、難波江完三取締役副社長をはじめ、鈴木忠治常務取締役、建設部の石尾弘明工事長と勝村維仁係長らが市役所を訪れた。難波江副社長が板東知文市長に子ども用マスク２０００枚と次亜塩素酸水４０㍑を寄贈。板東市長は難波江副社長に感謝状を手渡した。

　石尾工事長は「将来、地域の担い手になる小さい子どもたちの命を守れるよう協力できれば」と述べた。

　板東市長は「子ども用マスクはなかなか手に入らないのでありがたい。将来の美唄の担い手である子どもたちの感染防止に役立てたい」、天野教育長は「学校の本格的な再開に向けて、有効に活用したい。子どもたちにこういった支援を受けていることを伝えたい」と謝意を示した。

(コロナウイルス関連 2020-05-29付)