【解説】ことしの新成人４６８９０人

（解説 2021-01-07付）

　１１日は成人の日。道内の各市町村では、この日を中心に成人式等を行う。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、中止や延期を決めている市町村が出てきている。

　道教委がまとめた令和３年成人の日等に関する調査結果（２年１１月１日現在）によると、成人該当者（平成１２年１月２日～１３年１月１日生まれ）数は、対前年比４８０人増の４万６８９０人。うち、男性が２万３９９０人、女性が２万２９００人。

　成人式の参加対象者は、男性が１万３１３６人、女性が１万１９９０人の計２万５１２６人。

　成人式の実施日は、成人式前日の１月１０日が６５市町村と最多。その他１月中が２１市町村、８月中が１０市町村。ほかにも１月から延期して５月に実施する予定が４２市町村、８月が１７市町村、未定等が１３市町村となっている。

　今回、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、成人式等を中止または延期した市町村の調査結果（１２月２８日現在）をみると、札幌市、函館市、北斗市など１３市町村が中止。夕張市、岩見沢市、美唄市など７２市町村が延期した。

　式典や祝賀会、交流会を除く成人式等の主な行事をみると、岩見沢市ではお祝いメッセージや新成人決意表明、新成人を中心に再会・交流の広場ほか、三笠市では郷土芸能や地元小学生による吹奏楽が披露される。千歳市はアトラクションムービーの上演等、恵庭市は恩師メッセージ、旭川市では高校ダンス部によるオープニングを実施するなど、各市町村が様々な催しを行う。

　成人式等に配布する記念品は、写真・ビデオ関連が１０２市町村、文具類が７市町村、書籍類９市町村、陶芸・木工品類８市町村、食品類１３市町村、その他が２３市町村となっている。

(解説 2021-01-07付)